ノエル・ギャラガー、「カート・コバーンにはいつも親しみを感じていた」

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ニルヴァーナの『ネヴァーマインド』デラックスエディションも10月5日に発売となり、『ネヴァーマインド』の20周年が盛り上がる中で、ノエル・ギャラガーが、カート・コバーンについて語った。

◆ノエル・ギャラガー『ネヴァーマインド』を語る

この動画はNMEで公開されたもの。この中でノエル・ギャラガーは、「傑作というのはすべて時の経過とともにますます偉大さを増すものなんだよ。時代に褪せることがないんだ。『ネヴァーマインド』は今聴いても、ロックの未来のような音を鳴らしているからね」と語る。

「(カート・コバーンには)いつも親しみを感じていたんだ。左利きで目が青いし、ザ・ビートルズ好きっていうのまで僕と同じで驚いた。『Definitely Maybe』の共同プロデューサーだったマーク・コイルが当時ニルヴァーナとワールドツアーをしていたティーンエイジ・ファンクラブのサウンドモニターをしていてね。「どうだった?」って聞いてみたら「すごいよ。きっと君も気に入ると思う。クレイジーだけどすごい。」って。ティーンエイジ・ファンクラブのメンバーもカートはめちゃくちゃクールだって言ってたんだ。会う前から何か一緒に出来たら面白いだろうなと思ってた。」

「『ネヴァーマインド』みたいな名盤って時を経るほど素晴らしくなる。年間アルバム賞とかを獲得して始まって、全然色あせないんだ。絶対に古臭くなったりしない『ネヴァーマインド』を聴いてると、今でも「これからのロック」みたいな音がする。ストーン・ローゼズの「フールズ・ゴールド」とかにしても同じなんだけど、いつ聴いても一番コンテンポラリーな音だ。それは『Definitely Maybe』に関しても言える事だと思う。別に僕が意図したわけじゃなく偶然できたんだけどさ。」

「音楽が好きな人は誰でも、とくにオルタナティヴが好きな人は振り返ってみると『ネヴァーマインド』が好きだった、って事になるんじゃないかな。」──ノエル・ギャラガー


◆BARKS洋楽チャンネル
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