スマイレージ、新曲「チョトマテクダサイ!」は「最初は『え?』って思った」。ミュージックビデオ撮影レポ

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和田彩花:
なんかー、テーマみたいなのが、衣装もミュージックビデオも、サリーちゃん……? なんですよ。(『魔法使いサリー』を)よく観たことないんですけど(笑)。でも、なんか、サリーちゃんよりも可愛いミュージックビデオになるんじゃないかなって思います。

中西香菜:
夜空で、月もあります。

勝田里奈:
住宅街も。

竹内朱莉:
自分よりもマンションが小さかったり。ウルトラマンで、でっかくなった気分です。

福田花音:
自分たちよりお家とかが小さくって、バーンて。

竹内朱莉:
空飛んでるんですかね! 月が近くにあるんですよ。

── きっとそうですよ。サリーちゃんですし。

和田彩花:
あと、面白いポーズとかもいっぱい撮ったんです。多分、可愛くて面白いミュージックビデオになると思います。

福田花音:
見・所・満・載。でも、アクリル板は、ほんと恥ずかしいです。ヤバかったです、顔が。ぶちゅっと。

田村芽実:
えー、恥ずかしがらないでやりました。

福田花音:
めいめいは可愛いからいいと思います。私はあとで観て、自分の顔が可哀想になって来ました。「美少女はいいな」って。

── 福田さんも美少女ですよ。

福田花音:
いやいや、全然ですよ。顔面凶器です。ホントに(笑)。

── (笑)最近、福田さんはまた綺麗になりましたよね。

福田花音:
髪の毛が伸びたからですよ。PTAヘアを卒業したんです。PTAのお母さんみたいな髪型を。

(その表現に全員 笑)

福田花音:
脱・PTAです。ちょっと若返ったんじゃないかなって。

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彼女たちの自由な姿が楽しめる“ワイワイリップ”の撮影では、これまでのミュージックビデオ同様に、予測不能な動きを次々に繰り出していく。カメラテストの段階で全員が変顔をして、モニターの前で映像をチェックするスタッフたちを笑わせるのも、今やすっかりミュージックビデオ撮影時のお決まりの儀式のようだ。

そしてもうひとつ。メンバーの話にもあったように、「チョトマテクダサイ!」のミュージックビデオのいいアクセントとなっているのが、メンバーがぶつかったり、落書きしたりといった透明のアクリル板を使った演出。それぞれに各人の個性が出たものとなっているので、実際の映像を観ていても楽しい。

ちなみに、アクリル板への落書きは、すべて彼女たちが書いている。和田彩花も、大好きなレンブラントやマネの如く、心のおもむくままに筆を滑らせる。ところが、6人にこの透明のキャンバスは狭すぎたのか、色とりどりの落書きでスペースはみるみるうちに埋まっていく。撮影は、アクリル板を挟んでメンバーの反対側から行なっていたが、すぐ本人たちの顔が見えなくなってしまう。スタッフは、メンバーの書いた落書きを何度か消しながらの撮影となっていた。

では最後に、2012年最初のシングルということで、2012年、メンバーのプライベートな目標、スマイレージとしての目標などを訊いてみよう。

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