<AAA TOUR 2012 -777- TRIPLE SEVEN>ツアーグッズでのAAAメンバーのこだわりとは?

ポスト

4月21日、長野ホクト文化ホールを皮切りにスタートする<AAA TOUR 2012 -777- TRIPLE SEVEN>のツアーグッズが、ライヴに先駆けてmu-moショップ内「え~ショップ」にて販売を開始した。

◆AAA 画像、ミュージックビデオ

タイトルにある「777」という数字から、全員一致で決定したスロット柄のロゴがライヴの定番であるTシャツやマフラータオルなどにふんだんに使われている。が、このスロット柄のツアーロゴ、よく見ると7がそろっていない。これは、メンバーからの「7がそろっていない様にしたい!」というアイディアから。もうちょっとでピッタリそろう、そろいそうでそろわない、微妙なズラし方がこだわりなんだそうだ。

そう、それはまるで、メンバーの準備が終わり、オーディエンスの体制も整い、「さて、いよいよ!」というAAAのライブ開演前の期待感や緊張感、ライヴにおけるピースがすべてそろった時のとてつもないエナジーが放出される瞬間。この、もう少しですべての777がそろうツアーロゴからは、まさにライヴの幕が上がる直前の胸の高まりまでも伝わってきそうである。

AAA7周年を記念したアイテムが盛りだくさんな今回のツアーグッズ。ロゴだけでなく、いたるところにメンバーのこだわりが詰め込まれている。たとえば“え~パンダ”グッズ。はたして“え~パンダ”は本当に可愛いのか、可愛くないのか、「そのなんとなくな雰囲気に騙されちゃいけない。“奴”は常に白目だ。」等々の議論はさておき、「え~パンダロンドンキーホルダー(全7種+α)」は、半年以上も前から打ち合わせを重ねたグッズだ。

今回のキーホルダーは、「2012年と言えば?」というところからスタート。考えついたのが、<ロンドンオリンピック>の開催。そこで「ジャージを着ているえ~パンダ」「金メダルを下げているえ~パンダ」などなど、デザイン案が色々と上がるものの、実際にぬいぐるみ化するには難しいものばかりで、商品化は難航。そんな中、「ユニオンジャックはどう!?」というメンバーの意見もあって、カラフルな「え~パンダロンドンキーホルダー」が完成した。

さらに、このアイテムにはシークレットデザインのものが存在する。打ち合わせの中で「日本っぽさも出したほうがいいんじゃない?」という話になり、「日本っぽさって何だろう……」と考えながら完成したそうだが、ヒントは「日本が強いオリンピックの競技といえば?」との事。野球……は今回オリンピック競技から除外されているので、柔道? 体操? バレーボール? サッカー? ……まさか、え~パンダがシンクロナイズドスイミング? 気になるところだ。

一方、グッズの中でメンバーに「これは可愛い!」と大好評だったのが「え~パンダギミックボールペン(全7種+α)」だそうだ。これは、ファンクラブに寄せられた「ステーショナリー系のグッズが欲しい。」という意見から商品化したアイテムなのだが、凄く大きなえ~パンダが付いている。その理由は様々な雑誌の持ち物チェック的コーナーでの『マスコットが大きいボールペン』所持率が多いという発見がきっかけだそうだが、ポイントは、え~パンダがメガネをかけているところ。これは2011年のツアーグッズの会場販売とmu-moショップ限定で行なわれた、キャンペーン時にプレゼントされていたメガネが大好評だったことから。え~パンダ×メガネという最高の組み合わせデザインが決定した。

ちなみにメガネといえば、今ツアーではついに取り外し可能なロゴアクセサリー付きの「だてメガネ」が商品化している。

どのアイテムを見ても、ライヴ会場ではもちろん、普段でも使えるアイテムが勢ぞろい。メンバーの意見はもちろんのこと、ファンクラブに寄せられた意見も参考に考えられた商品ばかりとなっている。

なお、そんなAAAは、カップリング曲やアルバム収録曲などからファン投票で選ばれた“裏ベスト”『Another side of #AAABEST』を3月21日にリリースする。「One Night Animal」「出逢いのチカラIII」といったライヴで定番の曲はもちろん、昨今では“UNO48”の代表曲として人気、注目度、そして曲を耳にした時のテンションともに急上昇中の「As I am」など全12曲入り。ちなみに封入されたブックレットには“大人モード”なAAAの写真が満載だ。

そしてこの作品で注目は、初回生産限定盤(2CD+DVD)に収録のSpecial Self-Cover CD。メンバーソロセルフカヴァー集となっているこの一枚がとにかく素晴らしい。いかにも“にっしーらしい”雰囲気で思わず笑顔になる西島隆弘verの「Winter lander!!」からスタートし、宇野ちゃんがまるで自分の恋人なんじゃないかと錯覚しそうな「チューインガム (宇野実彩子 ver.)」に。さらに先日ソロライヴを開催したリーダー・浦田直也のヴォーカリストとしての表現力の高さを再認識する「ZERO」。そして日高光啓の「唇からロマンチカ」。日高の手によって再構築された同曲は、オリジナルと世界観を共有しつつもまったく別の作品に生まれ変わっている。古き良きジャズクラブでパフォーマンスしている情景が鮮明に浮かぶこの「唇からロマンチカ (日高光啓 ver.)」には、驚きを通り越して、ただ感動してしまうことだろう。続く與真司郎の優しいヴォーカルととてもよくマッチした「旅ダチノウタ」に、「あきれるくらいわがままな自由」では、ライヴで魅せる身体能力の高さ、ダイナミックなパフォーマンスという面とは違った末吉秀太の一面を知ることになる。ラストの「One Night Animal」は、オリジナルの持つ妖しさにちゃきちゃんの可愛さが加わった、非常に心地よい伊藤千晃 ver。

いずれも7人の個性が最大限に引き出された7曲。「ベスト盤は持っている曲ばっかりだから……」と考えているファンもいるかもしれないが、この『Another side of #AAABEST』は、Special Self-Cover CDのためだけでも購入する価値がある。というか、このCDを逃したら、ファンは絶対後悔する。そう断言しておく。

◆AAA オフィシャルサイト
◆え~ショップ(mu-mo)
この記事をポスト

この記事の関連情報