マドンナ、ウルトラ・ミュージック・フェストに飛び入り出演

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ベイフロント・パークは人々でごった返して行きたい方向に行くのも大変だった。夜になるとステージからステージへと移動するのも不可能に思え、木に登って見たり、あきらめてその場でノンビリしている人たちも多く見受けられた。歩いている人たちの姿は『ザ・ウォーキング・デッド』の群衆シーンのようだった。

しかし、それだからと言ってステージのマジックが消えたわけではない。ウルトラの多様性のあるラインナップはさまざまな色や味わいを提供し、突然現れたアイコンがヘッドライナーを食ってしまう場面もあった。

マドンナはいつもアルバムのリリース週にダンス・カルチャーに焦点を絞ったビックリするようなイベントをやってきた。2005年には『コンフェッションズ・オン・ア・ダンス・フロア』のためにダンサーの一団を引き連れてニューヨークのクラブをツアーして回った。火曜日のEDM登場では、『MDNA』のプロモーションのためにもっと大がかりなことをやってのけた。午後の早いうちから噂は広まっていた。メイン・ステージのヘッドライナーでこの1年の話題の的であるアヴィーチーにスペシャル・ゲストが参加するというのだ。マドンナ自身のフェイスブックのページでコンファームされたとき(「もしかしたら、次のライブ・ストリームに注目しておくべきかもしれないわよ」とUMF TVへのリンクが載っていた)噂はウルトラのバックステージ・エリア中にすでに広まっていたのだった。

11時前後、技術的問題でイントロダクション的ビデオ・モンタージュ(アヴィーチーがEDM出演について語り、突然マドンナを賞賛し出す)が2度流れたあと、いまだに「アヴィーチー」と叫んでいる群衆の前にマテリアル・ガールが登場した(ビデオが彼らには見えなかったようだ)。「エレクトロニック・ダンス・ミュージックは私のキャリアの最初から人生の重要な一部だったの」と彼女は群衆に語った。「心からDJが私の人生を救ったと言えるわ」。アヴィーチーを「驚異的」と紹介する前に彼女は尋ねた。「モリーを見たことある人は何人いる?」モリーとはDJ/プロデューサーノセドリック・ゲルヴェイスの新曲であると共にストリート・ドラッグの名前でもある。彼女はアヴィーチーが『MDNA』のTシャツを着て「ガール・ゴーン・ワイルド」の新しいリミックスをプレイしているときもステージにとどまって、それから去っていった。

◆ニュース提供:ビルボード
◆BARKSビルボード・デイリーニュース・チャンネル
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