【連載】nano.RIPEきみコの「き」は季節の「季」第2回「ミドリのトナリ」

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5月になりました。

5月って、春と夏の隙間の移ろいやすい季節なイメージがあるんだけど、
刹那的であるからか1年でイチバン緑のキレイな季節でもある気がして、そのアンバランスな雰囲気が美しいなーと毎年思います。

そんな今月は「緑と共に味わいたい作品」をご紹介。


音楽編 ―「若葉」スピッツ

これはもう、だれが聴いても5月にピッタリの曲なんじゃないかと。
タイトルのイメージもあるのかもしれないけれど、マンドリンの音色って「緑色」だなと、この曲を聴いて思いました。
マサムネさんの透明な歌声に似合いすぎるほど似合う一見キレイに見えるコトバたちも並べて見るとココロの深くをしっかりとえぐられるような、
少し裏切られたキモチにすらなってしまうそのバランスが決して真似出来ないスピッツの魅力なんだと改めて感じました。


読書編 ―「もりのへなそうる」作:渡辺茂男/絵:山脇百合子

好きな本はたくさんあるけど、小さい頃からずっと好きな本は少ない。
お気に入りの絵本や繰り返し読んだ童話なんかもあったんだろうけど、気付かないうちに忘れてしまった。
それでもこの本だけはなぜかずっと覚えていて、そらで言える台詞なんかもあるくらい。
キオクにある限りだけど、イチバン最初に好きになった本だったと思います。
つまりは子供ゴコロをくすぐるってことだったんだろうけど、オトナになった今読み返してもおもしろい。
コトバにもリズムがあるってことを教えてもらった大切な1冊です。


映画編 ―「ヘイフラワーとキルトシュー」2002年/フィンランド

やさしくてしっかり者の姉ヘイフラワーとワガママで甘えん坊な妹キルトシュー。
ちょっぴり頼りない両親ととびきり変わったご近所さんを巻き込んで進むおかしな日常を描いたファミリームービー。
なんですが、正直ストーリーとかどうでも良くなってしまうくらい、とにかく映像がステキ。
ほんの一瞬しか映らないような場面でも隅の隅までこだわりぬかれた、思わずココロが跳ねるような色彩。
オトナになるにつれどこかに置いてきてしまったようなキモチを視覚だけでこんなにも思い出させることが出来るんだと、とにかくずっとドキドキしっぱなし。
緑のキレイなこの季節に負けないくらい鮮やかな世界です。


今回よりしっかりと始まったこのコーナー。
初回からこんなこと言うのもなんですが、好きなものを紹介するってすごくムズカシイ。
好きだからこそコトバでは言い表せない、とても足りない、もどかしくて悔しくなる。
コトバがすごく好きなんです、なんていたるところで言っているあたしですが、やっぱりまだまだ知らないことだらけだなと。
だけど、こうしてご紹介させていただく以上少しでもその魅力が伝わるよう、一生懸命コトバを探しながら書いてゆきたいと思います。

nano.RIPE きみコ


『絵空事』
DVD付初回限定盤 LACM-34918 税込価格 1,500
ディスク 1
1.絵空事
2.マイガール
3.アンサーソング
ディスク 2
1.絵空事 (Music Video)
2.アンサーソング (One-shot Movie)

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通常盤 LACM-4918 税込価格 1,200
1.絵空事
2.マイガール
3.アンサーソング

<nano.RIPE TOUR 2012"ループホールの向こう側">
5月16日(水) 京都 MOJO
5月18日(金) 千葉 LOOK
5月21日(月) 新代田 FEVER
5月26日(土) 豊橋 club KNOT
5月29日(火) 名古屋 ell.SIZE
6月1日(金) 仙台 MACANA
6月2日(土) 郡山 #9
6月10日(日) 苫小牧 ELLCUBE
6月12日(火) 札幌 SPIRITUAL LOUNGE
6月16日(土) 京都 MOJO
6月23日(土) 富山 SOUL POWER
6月24日(日) 福井 CHOP
6月25日(月) 上越 EARTH
7月7日(土) 新宿 BLAZE (ワンマンライブ ~東京編~)
7月13日(金) 金沢 AZ (ワンマンライブ ~金沢編~)
7月14日(土) 心斎橋 DROP (ワンマンライブ ~大阪編~)
7月15日(月/祝) 名古屋 ell.SIZE (ワンマンライブ ~名古屋編~)

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