SCANDALがアコースティックライヴ披露! UT×FENDERコラボTシャツ発売記念イベント・レポ

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9月11日、SCANDALがユニクロ銀座店で開催された「UT」×「FENDER」コラボTシャツ発売記念イベントにゲスト出演し、アコースティック編成でのライヴを披露した。

今回のイベントは、SCANDALがFENDERの機材を使用しており、FENDERの機材展示イベントでもSCANDAL使用のギターやベースが好評だったことから実現。当日は「UT」×「FENDER」コラボTシャツを購入、抽選で当選した幸運なファン100人を前にトークとアコースティックライヴが披露された。

イベントが行われたのはユニクロ銀座店12階に組まれた特設ステージ。SCANDAL登場前には、アメリカのFender本社から今回のイベントのために来日したという取締役のマーク・バーンブリット氏が登場。コラボTシャツについて「ユニクロは品質がよくていいものを作っている。Fenderとしてもうれしく思っている」とコメント。「Fenderはみなさんのために、音楽もみなさんのために。ユニクロもみなさんのために服を作っている。その点は同じ」「60年以上、世界の有名なアーティストがFenderのギターなどの商品を使い、広めてくれていることに感謝しています」。続いて観客にSCANDALコールを呼びかける場面も。そして、Fenderから今回のコラボの記念として特別に作られた、ユニクロのロゴがあしらわれたストラトがユニクロ銀座店に贈呈された。このギターはユニクロ銀座店に展示されるとのこと。

そして、いよいよ「UT」×「FENDER」コラボTシャツはじめ全身ユニクロコーディネートのSCANDALが登場。まずはトーク。イベントの翌日に発売される14thシングル「ピンヒールサーファー」について、「女の子に向けての応援ソング」「女の子ががんばろうと思った時に、ピンヒールを履いたりすることでポジティブになれたりすると思うんですけど。時代の荒波をピンヒールで駆け抜けてやろうという強い曲」(HARUNA)と紹介。普段はピンヒールは履かないとしながらも「(ピンヒールを履いている)プロモーションビデオの撮影ではテンションが上がりました」とTOMOMI。また、新曲のプロデュースを手がけたトライセラトップスの和田唱について、スタッフに勧められてライヴを観てファンになり、「ライヴを一番見に行かしてもらってるバンド」「トライセラの曲って、全曲踊れて全員で一体になれる曲ばっかりなやから、ウチらもそういうのが、好きな和田さんと作れたらいいなと思ってお願いしたら快く引き受けてくださって、この曲が生まれました」(RINA)とエピソードを語った。

続いて、今回の楽器を紹介するコーナー。ギターのMAMIは、弾き始めたのは最近というFenderのCalifornia Series Kingman SCE V2。「弾きやすさを重視して選んだ」「手にフィットする」「柔らかい握り心地」と弾き心地を紹介。また、ヘッドがストラトと同形状な点についても「エレキをずっとやっててアコギにいく人とかは、チューニングしやすい」とも。

HARUNAのギターは、2年ほど前から使っているというFender傘下のブランドGUILDのアコースティックギター。「私は手がちっちゃいので、普通のアコギとかだと届かなかったりして。GUILDを初めて使ったときにすごく手にフィットしやすくって」「スケールもちっちゃいので、女の子にもってこい」と評価。

ベースのTOMOMIが使用するのは、Fenderのヴィンテージもの、67年製Coronado II Bass。「買ったのは1、2年前。テンション上がって買ったのはいいんですけど、使うタイミングがなくって。最近レコーディングで使い始めました」と紹介。ライヴでは夏に行われたアコースティックライヴが初めてお披露目。「すごくいい音が出るんです」と笑顔で締めるも「なんもおもしろくないぞ」とRINAにつっこまれる場面も。

RINAのドラムはいつもとは違うひとまわり小さいジュニアキット。Fender製ではないのだが「Fender(のイベント)やからFenderのシール貼ってみました」「Fenderドラムです!」と元気に笑顔でコメント。スティックについては「ちっちゃい木が集まったやつを赤いテープでまとめたみたいな感じなんですけど」と説明した。

トークの最後は、新曲「ピンヒールサーファー」の歌詞に出てくる「夢」にかけての質問。RINAの夢は「Fenderの初心者用ギターのセットが欲しい」。これは自分用だけでなく、最近バンドに目覚めた弟のためとのこと。「そういうタイプじゃないと思って暮らしてたんですけど。どのバンドが好きなん?って言ったら『SCANDALしか知らない』っていう。大丈夫かな?って思うんですけど(場内爆笑)」「やっぱり音楽しててそういう自分たちを見て、バンドやりたいって思ってくれる人がホンマに家族内におった。いっちゃん身近な人やったから、すごいそれがうれしくて。そういうふうに思ってくれるようにずっとバンドやっときたいな、と思いましたね」とじーんとさせる。

また、HARUNAが「FenderのSquierでシグネチャーモデルを作らせてもらったんです。まだ、発売は未定だと思うんですけど、早くみんなの手元に渡るようになればいいな」というと、MAMIは「自分のデザインギターはどんどん増やしていきたい」と続ける。TOMOMIは「今、ユニクロのパンツを履いてるんですが、すごくびっくりするぐらいフィットするんですよ! だから、これを5本くらい欲しいです」と会場を笑わせると、3人が「めっちゃいいよね」「ほんとにいい!」と同意。RINAの「しかも、UT×SCANDALバージョン作りたい」、全員の「ユニクロさんお願いしまーす」でトーク終了。

「ちょっといつもと違う環境ですけど、好きに体を揺らしてくださいっ」というHARUNAの一声で始まったライヴでは、「アナタガマワル」「スイッチ」「Very Special」を披露。MCでは、暗いライヴステージとは対照的な明るい店内という慣れない雰囲気に「なんておしゃれなイベントなんでしょう」(HARUNA)「緊張するねえ」(MAMI)と言いながらもリラックスした様子で、ワイルドに、そして時にしっとりと聴かせる。「これからもどんどんコラボとかもしていきたいし、いろんな楽器を使っていきたいなと思ってます」「みなさんも楽器とかも興味あれば使ってみてほしいと思います」とHARUNA。ラストの「Very Special」では、抽選に当たったオーディエンスの幸せをさらにブーストするような、ハッピーな雰囲気が会場を包み、最高の盛り上がりを見せた。

トークでは、アコースティックライヴについて「場所によってはアコースティックがいいこともあると思うので、たくさんそういう機会を作っていけたらな」(HARUNA)と今後に意欲を見せたSCANDAL。今後もさまざまなシチュエーションで、アコースティックな編成でのライヴに触れられる機会が増えそうだ。

そんなSCANDALは前述のとおり、9月12日に14thシングル「ピンヒールサーファー」をリリース。そして、9月26日には4thオリジナル・アルバム「Queens are trumps -切り札はクイーン-」をリリースする。


▲全身ユニクロコーディネートのSCANDALメンバー。ギター、ベースはFender。写真右は店頭に飾られたFenderコラボ記念のディスプレイ。一番左がユニクロバージョンのストラトキャスター。


◆SCANDAL オフィシャル・サイト
◆UNIQLO×FENDER コラボTシャツ発売
◆Fender
◆ユニクロ オンラインストア
◆UNIQLO×FENDERコラボTシャツが登場、発売記念スペシャルイベントにはTAXMAN(THE BAWDIES)&上原子友康(怒髪天)・SCANDALが!
◆BARKS 楽器チャンネル
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