【ライブレポート】吉川友の無人島愛犬話に、さわやか五郎「続きはWebで!」の好セーブ

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さらに多くの人が驚愕してしまいかねない発言が飛び出す。それが「もしも、無人島にひとつだけ持っていくとしたら、何を持っていきますか?」という質問。

  ◆  ◆  ◆

きっか:「えー、チョコ! あ、犬です(きっかの愛犬の名前)。」

さわやか:「あ、犬ね。なんで?」

きっか:「あのー、残酷な話になるんですけど……」

観客:「えー!」

きっか:「違います! ちょっ、食物連鎖ですよ!」

さわやか:「あの、違くなかったね。」

きっか:「まずは、チョコを連れていって。チョコも野生本能があるので、いろいろ動物とか食べ物を拾ってくるじゃないですか。」

さわやか:「あー、なるほど!」

きっか:「それで私は飢えをしのいで。」

さわやか:「そうですよね。」

きっか:「それでもそれでも、チョコは(人間の年齢で)おじさんだから、それで拾ってこなくなったら……」

さわやか:「それ以上はやめよう!」

きっか:「あははははは!」

さわやか:「続きはWebで!」

  ◆  ◆  ◆

「君がもしチョコレートだったら、頭から食べちゃいたい。」。とあるドラマ化された漫画の中に、恋人に対してこう口にする場面がある。きっと、きっかも愛犬・チョコをそのくらい、無人島に唯一連れていきたいくらいに溺愛しているのだろう(旧きっかメールで実家に帰るたびにチョコの話題を取り上げていたり、事あるごとにチョコに会いたいと書いていたことからも、これは明らか)。きっかの発言を聞きながら、そんなことが記者の頭に浮かんでいたのだが、同じタイミングで会場では、“吉川友の何か”をギリギリのところで守ったさわやか五郎のファインセーブに賞賛の拍手が贈られていた。

その後も、「アメリカの初代大統領の名前は?」という質問(問題)に見事「ワシントン」と回答できたきっかから、逆に「『ワシントンD.C』の『D.C』ってなんでしょう?」という逆質問が投げかけられたりと、白熱した質問コーナーが展開された(ちなみに「『D.C』とは何か?」というきっかからの質問には会場の誰も答えらなかったので、回答をきっかに訊くと、きっかも「わかんない。」。まさかの投げっぱなし状態に陥り、客席からは「ひでぇ……」というつぶやきが漏れていた)。

これまでの<きっかフェス>ならこれでトークコーナー終了となるはずが、ここから企画がさらに始まる。夏目漱石『吾輩は猫である』のワンフレーズを題材に、一部を空欄に変えたものをファンに埋めてもらい、それをきっかが朗読する「読書の秋 きっか、これ朗読してみっか!」、さらに「吉川友と友フレだけの大運動会」では、きっかが砲丸投げの要領で会場にサインボールを投げ込む。

再びカオスに包まれたのが、「大運動会」内コーナーの「目隠しパン食い競走」。これは目隠しされたきっかが、3種類のパンを食べて当てる、というもの。「3つ当たったら、きっかにパン1年分プレゼント」という賞品に驚きつつも、早速、目隠しをするきっか。そして3種類のランチパック(ヤマザキパン)が運ばれてくる。「私、高校時代、お昼はランチパックだった。」というきっかは、視覚を奪われたままで手際よくパックを開け、最初のパンを口に運ぶ。少し食べて「たまご~。」とノリノリに正解。

続く2種類目。「カスタード? マロン?」と言いつつ、ちょうどお腹も空いてきたということで、きっかはバクバクと食べ続ける。しかし、なかなか正解には辿りつけない。さらに味を確かめようとパンを口に運ぶ。1枚を食べきったきっかは、新しいパンを要求。そこで、さわやか五郎が“新しいパン”を手渡す。そのパンを口にして、きっかは一言。

「……これ、たまご。」

さわやか五郎の悪戯に、拍手と笑いが巻き起こる中、再度、仕切り直し。あらためて、さわやか五郎が新しいパンを渡すものの、このパンもまさかの「たまご」。きっかが紛らわしいところにパンを置いてしまったことから起こった想定外のハプニングに観客はたまらず大笑いだ。

2品目を正解できず(答えは「スイートポテト&マーガリン」)、ラスト(3品目)のランチパックへ。これは「アンデスメロンジャム&ホイップ」と、かなりハードル高め。きっかは食べてみてもまったく見当がつかないのか「これ、真ん中から割ってください。ヒントください。」と、さわやか五郎に要求。そこで、さわやか五郎は、ラストのパンを真ん中から割るものの、代わりにまた「たまご」を手渡す。何も知らずに口にするきっか。そして、

「…… これ、たまご(笑)」

結局、「たまご」ばっかりを食べさせられ(ランチパック2パック分)、「たまご」ばっかりを当て続けた彼女は、最後に「もうお腹いっぱい(笑)」と、口にしてゲーム終了。ファンには「…… これ、たまご。」というきっかのつぶやきだけがいつまでも耳に残る結果となった。
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