関係者の証言から紐解く<MINAMI WHEEL 2013>の表&裏Vol.25 サウンドクリエーター・木本起成

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<MINAMI WHEEL 2013>関係者Profile Vol.25
●人物⇒木本起成(サウンドクリエーター)
●イベントの仕事⇒イベンター、会場運営等

●僕にとってのミナミホイールとは?
MINAMI WHEELに行きだしたのは2008年。僕が20歳位の時にライブハウス心斎橋RUIDOで働き出した頃にMINAMI WHEELというイベントを知りました。その頃はライブサーキットといっても今みたいに多くなく、僕自身も初めてライブサーキットというものを知り、ミナホタイムテーブルを見ながらミナホが来るのを凄くワクワクしながら待っていました。

当日を迎え、僕はRUIDOでドリンク等を販売していたのですが、来られるお客さんはみんなパスを首から下げて、パンフレットを見て、ワクワクした顔でアーティストのライブを見に来て、終わればまたどこかに向かって出て行く姿が凄く楽しかったです。

次の日は、休みをもらい、パスをもらって僕もホイールする事にしました。その頃は心斎橋のライブハウスも行った事が無いところばかりだったので、僕はアーティストを見るというよりは全てのライブハウスを廻ろう!という気持ちで頭の中で各会場を廻る自分タイムテーブルを組み、入ってはライブをチラ見して、また次の場所に行くという事を繰り返していました。

サンホールに入った時に、雰囲気が良くて良い会場だなと思っていると、次のバンド『sister jet』(その頃は知りませんでした。)というバンドが演奏を始め、初見で凄くハマってしまい、今までチラ見しかしていなかった僕がライブを最後まで見て、CDまで買い、サインまでしてもらいました。笑
その頃の感覚は今でも覚えています。

僕にとってのミナミホイールは、自分の足で歩き、出会いを求め、また音楽を好きになれる場所です。メジャーとかインディーズとかプロとかアマチュアとか関係なく、今よりもっと音楽が好きになれる場所です。

僕もミナホに携わっている一員として、来られるお客さんにそういう出会いを届けられるようなミナミホイールを創り上げたいと思います。

◆関係者による<MINAMI WHEEL 2013>の証言 まとめ特集ページ
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