中島みゆき、「夜会 VOL.17 2/2」最新映像公開

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11月9日(土)に公開となる『中島みゆき「夜会 VOL.17 2/2」劇場版』の最新予告編が公開となった。四半世紀続く、音楽界の奇跡「夜会」の最新映像だ。これまで劇場公開された「歌旅」「歌姫」に続き、夜会のテーマ曲「二雙の舟」にのせて、2/2の名シーンが映し出されている。

◆『中島みゆき「夜会 VOL.17 2/2」劇場版』最新予告編

中島みゆき『夜会』は、コンサートでも演劇でもミュージカルでもない「言葉の実験劇場」として、1989年よりスタートした中島みゆきによる舞台パフォーマンスだ。それ以後は不定期に開催されてきたが、従来のコンサートツアーとは違い東京のみでの開催だったため、近年では大阪での開催も実現したものの、地方での巡業はなく、常にチケットは即完売しプレミア化する状況となっていた。

「夜会を知らずして、中島みゆきを語るなかれ」とまで言われるものの、チケットが手に入らないため観ることもままならぬ状況が今日まで続いていた。1989年から公演を開始しこれまで計17回開催されてきた中で、3度目の再演となる最新公演「2/2(にぶんのに)」の模様を収めたのが、全国の映画館で上映される、この『中島みゆき「夜会 VOL.17 2/2」劇場版』である。

公開劇場でもあるイオンシネマのモバイルクラブ会員3000人に対し、中島みゆき「夜会」に関するアンケート調査からは、「歌詞が感情の一部になる」(40代男性)、「彼女しか作り得ない、唯一無二の舞台パフォーマンスだと思います」(50代男性)、「迫力があり、圧倒的な感じがします」(40代女性)と、多くの参照の声が聞こえてくる。

楽曲・ストーリーがすべて中島みゆきのオリジナル作品である『夜会』は、今まで2回上演され2005年に映画化、小説化もされている。

『中島みゆき「夜会 VOL.17 2/2」劇場版』
幸せになろうとするたびに見えない何かに妨害されてしまう、見えない何かとは…
上田莉花の務めるその中堅出版社の美術誌編集部は、このところ、もっと客受けの良い路線へと方針変更を余儀なくされている。しかし、日本画家の矢沢圭が仕上げて来たのは、地味な竹の絵だった。気まずい書き直し依頼の担当を任命された莉花だが、圭の絵を支持しながらも流れには逆らえない。どこかちぐはぐな、奇妙な弱さを、圭は鋭く見抜いてしまったのかもしれない。「何に対して怯えているんだ」その気掛かりは、2人の距離が狭(せば)まるにつれて、現実のものとなっていく。
圭のアトリエを訪れた、莉花。嵐の深夜、鏡の中から、誰かが莉花を見つめている。
圭を愛することを自分の幸福として生きたい、そう願う気持がつのればつのるほど、“それ”は莉花の中から、凶悪な力を増大させながら正体を顕(あらわ)して来た。「ココカラ遠ク消エテシマエ、何モカモ失ッテシマエ」自分を操(あやつ)る何かが自分の中に居ることに絶望した莉花は、圭のもとを去り、仕事も辞め、住まいも引き払い、傷心旅行に旅立ったベトナムで、過失から帰国できなくなったことをきっかけに、自らの過去や見えない何かの正体を知る物語。
2013年11月9日(土)よりイオンシネマ他全国ロードショー
上映時間:約130分
前売券:シングル券\2,000、ペア券\3,600
配給:マイシアター
(C)2011 by YAMAHA MUSIC PUBLISHING, INC

◆『中島みゆき「夜会 VOL.17 2/2」劇場版』オフィシャルサイト
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