【インタビュー】BREAKERZのSHINPEI、1stアルバム『MUSCLE』リリース「MUSCLE ATTACKというバンドにはマッスル感を求めています」

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■ジャンル的にオーディエンス込みの曲みたいな感じ
■みんなで歌う構成にしたほうがよりバンド感も出る

━━1stアルバム『MUSCLE』は全8曲中6曲がSHINPEIくんの作曲で、「My BLOODY BUNNY」と「SPREE」の2曲だけJongくん作曲なんですよね。

SHINPEI:はい。「My BLOODY BUNNY」はJongくんと出会って初めて聴かせてもらったデモの中にあった1曲で。でも1コーラスしかなかったんだっけ?

Jong:そうですね。軽く作ったのしかなくて、そこからみんなで仕上げて行きました。

SHINPEI:週1とかでみんなでスタジオ入ってその場で曲作りもアレンジもするっていう感じで進めていってるんで、このバンドは。

Shunp:僕が経験して来たいわゆるパンクバンドっていい加減なんですよ(笑)。スタジオの3時間あったとすると1時間はダラダラタイムなんですね。でもMUSCLE ATTACKはSHINPEIくんがしっかり仕切ってくれて、やっぱこうじゃないとね!!っていう(笑)。

SHINPEI:いろんな締切が多かったんです、ライブが決まってたりリリースする前からタイアップを決めてくれてたり。そういうすごくありがたい環境だったので、これはビシッとやって行こうと。

━━自分の曲だけしかやらないとか決めてなかったんですか?

SHINPEI:特にルールはないです。それは曲もそうですし歌もそうで、ジャンル的にオーディエンス込みの曲みたいな感じだから、それを引っ張って行くには僕1人じゃなくてみんなで歌ってという構成にしたほうがよりバンド感も出るし良いと思ったんですよ。だから曲によってはJongくんがメインになって僕がコーラスを取ったりとか、全員で歌ったりとかしてます。

━━3人から見てボーカリストSHINPEIはどうですか?

Jong:男らしいなと思います。声も男らしいし、歌詞もそういうところがすごい出てるなって。

Shunp:僕は一緒に作業してる時間がすごく充実してるぶん、ボーカリストのSHINPEIくんに慣れ過ぎてしまって、もし今、BREAKERZをやるってなったらDAIGOさんがいて、その横にSHINPEIくんがいるっていう構図に違和感を感じるかもしれないです。それぐらいボーカリストとして見てますね。

HIDEHIRO:俺も好きですよ、1回聴いたら“あ、SHINPEIだ!!”ってわかるぐらい特徴のある声で。ただ、この声でラブソングはどうかなと(笑)。

SHINPEI:そこなんですよ!! 色気がないんです、僕の声。バーボンとか飲むようにしたら大丈夫かな? もしくは色気のある女性と付き合って大人の感覚を身につけて(苦笑)。

HIDEHIRO:がんばれよ(笑)。

━━全8曲中6曲が英語詞っていうのも特徴的ですよね。

SHINPEI:英語の方がメロディの乗っかり方もカッコ良いじゃないですか? より楽曲が引き立つようにと思って始めたんですけど、相当大変です(苦笑)。曲とかライブっていうのは本能で勝負!という感じなんですけど、歌詞に関しては机に向かっての作業なので、ハゲそうです(苦笑)。

━━とはいえ、ただノリ重視かと思いきやメッセージ性もしっかりある。

SHINPEI:そうですね。基本的には筋肉をテーマにしていこうというところから、単純にトレーニングソングみたいな曲もあるんですけど(笑)、身体を鍛えるのって精神だったり心を鍛えるのと直結してるなって思うんですよ。僕もなんか人生弛んでいるなとかうまくいってないなっていうときに身体を鍛えると心も引き締まることが多かったんで、もし同じような人がいたら“身体も鍛えてみれば?”みたいな。

━━非常にSHINPEIくんらしいメッセージだと思います。

Shunp:「HIGHER」とか「BYGONES」っていうちょっとマイナーな要素が含まれてる曲も、歌詞の中には前向きなものがちゃんと残ってるっていうのがSHINPEIくんの内面をすごく表してるなって思うんですよ。なのでレコーディングのときも聴いた人が楽曲のテンポ感であったり力強さと一緒に“よし、やってみよう!!”となってくれたらいいなと思ってギターを弾きました。

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