ファレル・ウィリアムスはシャワー中にヒット曲を書きあげるそうだ。シャワーを浴びていたり、飛行機に乗っている時にアイデアがあふれ出すというファレルは、そのバックグラウンドの音があるからこそ集中できるのだとザ・タイムズ誌に説明している。

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「感覚的な喪失みたいなもんなんだ。シャワー中だと絶え間なく続く水音に自分の耳が占領されるから、ある意味いろいろと思いを巡らせることが出来るってわけさ。それか飛行機の中だね。常に『シュー』っていう空気の音がするだろ。それで気付いたら歌詞やビートが生まれているのさ」

ファレルはそんな一風変わった作曲の仕方を、アインシュタインやレオナルド・ダ・ヴィンチが実践した「思考実験」と同じようなものだとし、ほかのヒップホップ・アーティスト仲間の多くも同じ方法を実行していると続けた。

「俺たちは『軽く叩く』って呼んでいるんだ。ジェイ・Zは音楽を聴くと、独り言をぶつぶつ言い始めるんだよ。でも気付くと、もう16小節くらい出来上がっているんだけど、それってギリシャ哲学と何ら変わりのないことじゃないかな」

ロビン・シックからブリトニー・スピアーズまで数多くのミュージシャンたちと関わってきたファレルだが、自身が有名になったことは「運命」だと信じているそうで、17歳の頃に有名プロデューサーのテディー・ライリーがスタジオをファレルの地元であるバージニアビーチに移したことは宿命だったとしている。

「これが俺の運命だったんだって、ずっと思ってきたんだよ。だって、テディが俺の学校から5分のところにスタジオを移したんだよ。その時俺は17歳だったんだ。去年でもなければ、生まれた年でも、30歳でもない、17歳っていうまさに成長まっただ中の年に起こった出来事だったんだ。俺の人生ってすべてがそんな感じなんだよ。俺はずっと自分で物事を決めてきたって思っていたけど、ある時振り返ってみたら、すべてが運命だって気付いたのさ。神様が俺に何かを授けてくれたっていうのは知っているよ。才能をね。それか、神を信じないなら宇宙を信じるだけでもいいさ。だってこのギフトは存在の数学の集合体から生まれるものだからね。全ては数字なんだよ」


◆ファレル・ウィリアムス・オフィシャルサイト
◆ファレル・ウィリアムス・オフィシャルサイト(海外)