ブルース・スプリングスティーン、身体を張った自虐ギャグで大バズ発生

ポスト

ブルース・スプリングスティーンが1月14日(アメリカ時間)に米NBCの人気トーク番組「レイトナイト・ウィズ・ジミー・ファロン」に出演し、驚きのパフォーマンスを披露した。

◆パフォーマンス映像

まずは、司会を務めるジミー・ファロンが『ボーン・イン・ザ・U.S.A.』の頃のスプリングスティーンに扮して一人で登場。赤バンダナ、上下デニム(上はタンクトップ)、サングラスという時代外れなファッションと歌い方をモノマネしてみせた。

「本人が出演している番組でこんなことをして怒られないのか」という視聴者の心配をよそに、暗闇からスプリングスティーンも全く同じ『ボーン・イン・ザ・U.S.A.』の格好で登場。画面上に二人のスプリングスティーンが並び、代表曲「明日なき暴走(BORN TO RUN)」のパロディーでニュージャージー州知事のタイムリーなスキャンダルについて歌ってみせた。

「ロック界のボス」と呼ばれる大御所であるスプリングスティーンの身体を張った自虐ギャグと鮮烈なネタは、瞬く間にネット上でも話題となっている。


番組では『「アヒルのサイズの馬100頭」か「馬のサイズのアヒル」、戦うならどちらか』といった爆笑インタビューが行われた他、1月14日に全米で発売されたばかりのニュー・アルバム『ハイ・ホープス』より「ハイ・ホープス」「ヘヴンズ・ウォール」「ジャスト・ライク・ファイア・ウッド」をEストリート・バンドと、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのトム・モレロと共にパフォーマンスを披露している。

ちなみに、スプリングスティーンは2012年にも同番組に今回と同じ格好で出演し、70年代のニール・ヤング風のジミー・ファロンと共に、LMFAOの「セクシー・アンド・ユー・ノウ・イット」をフォーク調に熱唱してみせている。ミュージシャンとしての才とともにエンターテイナーとしての振り切れた魅力もスプリングスティーンの大きさである。

『ハイ・ホープス』の日本盤は1月29日にソニー・ミュージックジャパンインターナショナルより発売される。デラックス盤の初回プレス分には『ボーン・イン・ザ・U.S.A.』の全曲完全再現ライヴDVDがボーナスとして同梱となる。歌詞の日本語字幕も入っており、日本人の我々でも「ボーン・イン・ザ・U.S.A.」が持つ「意味合い」を再検証できるようになっている。




ブルース・スプリングスティーン 『ハイ・ホープス』
2014年1月29日発売予定(US:1月14日)
●初回限定ボーナスDVD付 SICP4080-1  ¥3200+税
●通常盤 SICP4070  ¥2400+税
※初回プレスのみ超強力ボーナスDVD付
※1984年の名盤『ボーン・イン・ザU.S.A.』全曲再現ライヴ完全収録(日本語歌詞字幕付)
※アルバムを紐解く日本盤ブックレット付:
・解説:湯川れい子、天辰保文、五十嵐正
・歌詞の世界から見た『HIGH HOPES』三浦久
・対訳:三浦久
https://itunes.apple.com/jp/album/high-hopes/id741055385

◆ブルース・スプリングスティーン・オフィシャルサイト
この記事をポスト

この記事の関連情報