ジャレッド・レト、アカデミー賞には女装で?

ポスト

ジャレッド・レトはアカデミー賞に女装して出席しようとしていたようだ。

◆『ダラス・バイヤーズクラブ』 画像、トレイラー映像

彼は、『ダラス・バイヤーズクラブ』で演じ助演男優賞を獲得したトランスジェンダーのレイヨン役の姿で登場しようと考えていたとロンドン・イブニング・スタンダード紙に明かしている。「オスカーにはレイヨンとして女装して行こうかと思っていたんだよ。だってレイヨンだったら、出席したいだろうって分かっていたからね」

ジャレッドはこの役柄を演じるにあたり、女性がどれだけ身支度に時間をかけているのかに驚かされたそうで、それ以来、夜の外出のためにオシャレする女性に新たな「感謝の気持ち」が生まれたという。

「女の子たちにとって身支度っていうのはすごい大変なことだよ。俺は母に育てられてきたから常に女性に対する感謝の気持ちがあるけど、今はその準備過程にもっと尊敬心を抱くようになったよ。だって女性たちが自分たちに費やさなければいけないことってすごく沢山あるんだから。でも最後に口紅を塗ってスタイルを完成させたら、すごくやりがいを感じるよね」

結局、アカデミー賞にはイヴ・サンローランの白のタキシードに黒のパンツ、そして赤の蝶ネクタイという姿で出席しているが、たジャレッドは普段はアワードというものに興味がないというものの、今回のオスカー受賞で得たステージでの機会には感謝していると語った。「『オスカーなんて関係ねぇよ』なんて言うことはないよ。だってそれは完全な真実じゃないからね。あれはピカピカ光る裸の男をかたどった金の像や、おめでとうって背中を叩かれることが重要なんじゃないんだ。10億人以上もの人が目にする世界的なステージに2分間立って、自分にとって重要な意味のあることを話せる機会を得られるってことが全てなんだ」

この記事をポスト

この記事の関連情報