エアロスミスのジョーイ・クレイマー(Dr)は、もはやアルバムを作ることに意義を見出せないそうだ。

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彼は『Ultimate Classic Rock』にこう話した。「アルバムを作るって素晴らしいことだと思うよ。でも“なんで、わざわざ?”って気もする。売れないし、なんにもならない。(制作費を)払ってくれるレコード会社なんてないから、自分の懐から出すしかない。特に、契約のないフリー・エージェントである今の俺らにしてみれば」

「かつて、俺らはアルバムでたくさんの金を稼いでいた。今はツアーが収入源だ。アーティスト的には、アルバムを作るのは楽しいし、素晴らしいことだと思う。でも、なにかの役に立つかって言われたら、わからない。この前のアルバムから判断するに、いまいち、やる理由が見出せない」

エアロスミスは2012年、8年ぶりにスタジオ・アルバム『Music From Another Dimension!』をリリースしたものの、セールスは期待されたほどではなかった。それに落胆したクレイマーは、「悔しいよ。個人的にはすごくいいアルバムだと思っているからね。あれはエアロスミスらしい作品だ。昔と同じように作ったんだ」「いまの音楽は使い捨てだ。はい、これって出しても、5分後にはもう別のものが出ている。俺らはジャスティン・ビーバーやニッキー・ミナージュとは違う。だから、残念だがアルバムは意味がない」と話した。

『Music From Another Dimension!』のセールスが振るわなかったことには、ブラッド・ウィットフォード(G)も以前、「本当にガッカリした。俺らは昔かたぎのバンドだが、今の時代、アルバムってものが昔とは違う。全ての過程が変わってしまった」と話している。

エアロスミスはこの夏、北米でスラッシュ(SLASH FT. MYLES KENNEDY AND THE CONSPIRATORS)とジョイント・ツアーを行う。


Ako Suzuki, London

●アルバムが売れない
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