ジョン・ライドン出演の『ジーザス・クライスト・スーパースター』公演中止

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セックス・ピストルズ/パブリック・イメージ・リミテッドのフロントマン、ジョン・ライドンやインキュバスのブランドン・ボイド、元デスティニーズ・チャイルドのミシェル・ウィリアムズらが出演し、6月9日からスタートするはずだったミュージカル『Jesus Christ Superstar』の北米アリーナ・ツアーが突如、中止となった。

◆ジョン・ライドン画像

理由は正式には説明されていないが、『New York Times』紙はチケットの売り上げが良くなかったと伝えている。初日10日前、間際までリハーサルが続いていただけに、これには出演者も当惑しており、オーディション番組でこの役を勝ち取った英国の俳優/シンガーのベン・フォースターは「僕の心は引き裂かれた。素晴らしいショウとチャンスは消えた」と、ブランドン・ボイドは「今日、#JesusChristSuperstarをクビになった。ほかのキャストもだ。だから、俺ら全員、悲しんでいる」とツィートしている。

ミュージカル『Jesus Christ Superstar』は、ベン・フォースターがジーザス・クライスト、ミシェル・ウィリアムズがマグダラのマリアを演じ、ライドンがジーザスに尋問を行うヘロデ王役、ブランドン・ボイドがジーザスの弟子の1人イスカリオテのユダ役、元インシンクのJC・シャゼイがローマ帝国の総監ピラト役で出演、6月9日から8月16日まで54都市をまわる予定だった。

Ako Suzuki, London
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