フックアップは、英sE Electronics社のリフレクションフィルターの最高峰「Reflexion Filter - SPACE」を発売した。

オリジナルの「Reflexion Filter Pro」はsE Electronics社の名を世に知らしめたユニークな製品で、発売以来狭いスペースや録音環境が良くない場所でも不要な反射音をカットするその性能と使い勝手の良さで、瞬く間にプロフェッショナルレコーディングの現場で必須の製品としてのポジションを獲得した。まるで「持ち運べるレコーディングブース」として、世界中のスタジオに導入されている。しかしその後にさまざまなメーカーから価格が安いだけのコピー商品が多く出回る状況となった。本家のsE Electronics社もコストダウンしたホームスタジオ向けの「RF-X」というモデルをリリースしているが、今回プロフェッショナル向けに最高クオリティの製品をリリースすることとなった。れれが今回登場の「Reflexion Filter - SPACE」だ。同時にミドルレンジの「Project Studio Reflextion Filter」は生産完了に伴い、取扱いを終了する。

「Reflexion Filter - SPACE」は、sE Electronicsがリリースするリフレクションフィルターの決定版。“SPACE”はもちろん「空間」を意味するが、“Specialized Portable Acoustic Control Environment”の略とあえて定義してこの製品の原点である「誰でもがどこでも最高の録音環境を得られるように」というコンセプトをより追求。国際特許を持つ多層構造によるエアギャップ仕様は、他社が真似できない技術であり、その業界標準ともいうべき「Reflexion Filter Pro」の性能をさらにアップさせている。

より広いサーフェイス部を持ち、ボーカルや楽器のプロフェッショナルレベルのレコーディングで威力を発揮するよう、どのような部屋でも驚くほどのアイソレーション効果が得られる。このSPACEでマイクを囲むことによって楽器やボーカルの直接の音を壁に到達することを制限し、マイクへの反射を極限まで低減する。

SPACEの設計には前例のない10層にも及ぶ特許エアギャップ仕様を採用(後述)。さらに新たに採用された7基の“バーチカルベースピラー”によってエアギャップを広く取ることができ、その結果として拡散をより分散させることが可能。これだけの多層構造ながらマテリアルを見直すことにより、軽量化も実現している。

また、SPACEには新しいマウント金具を付属。細かい調整が効き、水平にも垂直にも確実にロックできる堅牢なクランプだ。これによりさまざまな角度で、確実なレコーディングを可能にする。

10層のマルチレイヤーは以下のような構造になっている。

1. 7基のバーチカルベースピラー層
2. 穴の開いたアルミの拡散層
3. ウールによる音響吸収層
4. アルミホイル箔による拡散層
5. エアギャップ(空間)によるアイソレーション層
6. アルミホイル箔による拡散層
7. ウールによる音響吸収層
8. ポリカーボネイトによる拡散層
9. 非対称のエアギャップ(空間)によるアイソレーション層
10. 特許のポリエステルファイバーボード層

◆Reflexion Filter - SPACE
価格:オープン(市場実勢価格 42,000円 税別)

◆Reflexion Filter - SPACE 製品詳細ページ
◆フックアップ
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