『デヴィッド・ボウイ・イズ』、劇場で公開

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2014年1月、『デヴィッド・ボウイ・イズ』の映画館上映が全国8都市で行われる。

◆デヴィッド・ボウイ画像

『デヴィッド・ボウイ・イズ』は、英国立博物館であるヴィクトリア&アルバート博物館で開催された回顧展で、長い歴史をもつ当博物館で開催された展示会の中でも、史上最もチケットが入手困難な展覧会となり、ネット上では偽造チケットが出回るほどの人気を博した展覧会だ。会期中に来場した鑑賞客は20万人以上にのぼるという。

瞬く間にSold Outとなった当博物館での『デヴィッド・ボウイ・イズ』クロージング・ナイトに撮影されたのが、この映画『デヴィッド・ボウイ・イズ』で、司会進行役には本展覧会のキュレーターでもあるヴィクトリア・ブロークスとジェフリー・マーシュが務め、ボウイのステージ衣装、歌詞などの創作活動に使われたメモ、ストーリーボード、ダイアリーなど、珍しく貴重な資料や当時の衣装などにまつわるストーリーが明かされている。クロージング・ナイトにスペシャルゲストとして登壇した山本寛斎らが語るデヴィッド・ボウイとの秘話も興味深い。

本作の監督は、2012年ロンドン・オリンピックの生中継や第82回アカデミー賞の監督も手掛けた、BAFTA受賞歴を持つハミッシュ・ハミルトンが務めている。

2014年はデヴィッド・ボウイのデビュー50周年であり、ここ日本でも11月19日にはデヴィッド・ボウイの集大成ともいえるベストアルバムが発売され、彼のジャケット写真などを手がけてきたフォトグラファー鋤田正義によるデヴィッド・ボウイ写真展<TIME- David Bowie by Masayoshi Sukita>も開催となった。そんな今だからこそ、劇場上映作品『デヴィッド・ボウイ・イズ』は、同じ時代を生きて来た世代にとっても、今の若者世代にとっても素晴らしい刺激を与えてくれることだろう。

現時点において、ビデオリリースやテレビ放映の予定は一切ないので、実際の回顧展に行けた人も行けなかった人も、今回の映画館での上映をお見逃し無いように。

『デヴィッド・ボウイ・イズ』

・監督:ハミッシュ・ハミルトン
・司会:ヴィクトリア・ブロークス、ジェフリー・マーシュ
・尺:98分
・製作国:イギリス
・言語:英語
・字幕:日本語字幕あり
・オリジナルHP: http://www.omniversevision.com/davidbowieis.html
・日本作品情報HP:http://www.culture-ville.jp/作品紹介/musicville/
2015年1月24日(土)~29日(木):新宿ピカデリー
2015年1月24日(土):以下8館にて
・札幌シネマフロンティア
・MOVIX仙台
・なんばパークスシネマ
・MOVIX京都
・MOVIXさいたま
・イオンシネマみなとみらい
・イオンシネマ幕張新都心
・イオンシネマ福岡
一律2,500円(税込)※劇場販売のみ
新宿ピカデリー及びMOVIX系 http://www.smt-cinema.com/
なんばパークスシネマ http://www.parkscinema.com/
イオンシネマ系 http://www.aeoncinema.com/
[問]カルチャヴィル合同会社(配給) info@culture-ville.jp

ベストアルバム『ナッシング・ハズ・チェンジド~オールタイム・グレイテスト・ヒッツ』

2014年11月19日(水)発売
ジャパン・エディション WPCR-16187\2,200(税抜)
スタンダード・エディション WPCR-16184/5 \2,900(税抜)
デラックス・エディション WPCR-16181/3 \3,900(税抜)
※デビュー50周年を記念したベストアルバムが、ファンの嗜好によって選べる3バージョンにて発売中。日本だけでしか発売されない1CDの<ジャパン・エディション>は新曲「スー(オア・イン・ア・シーズン・オブ・クライム)」を含む20曲を収録。2CDの<スタンダード・エディション>はデヴィッド・ボウイに改名しての初ヒット「スペース・オディティ」から、新曲「スー~」まで、その発表時代順に収録された39曲を収録。そして3CDの<デラックス・エディション>は新曲「スー~」はもちろん、昨2013年3月にリリースされた最新アルバム『THE NESXT DAY』のトラックから、1964年に"デイヴィー・ジョーンズ"名義でリリースしたデビュー・シングル「リザ・ジェーン」まで、時代を遡りながらボウイの代表曲・人気曲59曲を収録。
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