エルトン・ジョン「父が来てくれなかったのは今でも悲しい」

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トランペットを吹くなど音楽好きだった父だが、エルトンが音楽の道を進むことには全く興味を示さなかったという。「彼は僕が成功しているのを知っていたが、コンサートを観に来たことは一度もなかった。ビリーの父親が初めて彼のパフォーマンスを観たとき、息子の情熱を知り、彼が成し遂げるであろうことを理解したが、僕にはそんなことは起きなかった」

「それは僕にとって痛みを伴う損失だった。でも、父にとってもそうだったと思ってる。これが、偏見のなせる業だ。人々を喜びの源や友情、優しさや愛から切り離す。息子と父親さえ切り離す。そして、世界をすこし冷たくする」

エルトンの両親は、彼が15歳のときに離婚。厳格な父は息子への愛情を見せることはなく、エルトンの言動や服装にうるさかったと言われている。彼は以前、この父親の冷たさや厳しさから劣等感や怒りを抱くようになり、それがミュージシャンになって成功しようと思う原動力になったと話していた。

エルトンは映画『Billy Elliot』を初めて観たとき、泣きじゃくってしまったという。


LIKE to wish our legendary composer, Elton John a happy birthday!

Posted by Billy Elliot the Musical on 2014年3月25日


Ako Suzuki
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