【ライブレポート】新曲連発、最後まで全力、アンジュルムの日本武道館公演

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メンバーを3組にわけてのパフォーマンスや、メドレーが披露された中盤。中でも、「初恋の貴方へ」からスタートし、「プリーズ ミニスカ ポストウーマン!」「ドットビキニ」「ヤッタルチャン」「スキちゃん」など盛り上がり必至のチューンが並んだメドレーでは、「パン屋さんのアルバイト」曲中、田村芽実が歌っているリーダー和田彩花の頬にキスをするという事案が発生。スマイレージ時代からの“悪ガキッ”DNAなのか、それともこれこそがハロー!プロジェクトの伝統なのか。とにかくそんな想定外の出来事に、客席も和田本人も嬉しドキドキ。めいめいしてやったりである。

その後も、武道館verのイントロを加えた「私、ちょいとカワイイ裏番長」で「ちょいカワ」の嵐のようなコールが吹き荒れ、「有頂天LOVE」では、また“悪ガキッ”めいめいの大好きが止まらないのか、和田に、それこそ4人体制のスマイレージがやってたようなちょっかいを出す事案が発生していく(その後、楽屋でもキスされたと和田がつぶやいていたように、やはり大好きが止まらなかったのだろう)。そしてこのまま「同じ時給で働く友達の美人ママ」へとなだれ込み、本編ラストに披露された初披露、ホーンサウンドが気持ちいい新曲「臥薪嘗胆」まで、大きな玉ねぎを突き破るような会場一体となったパッションで、これぞ“完全燃焼”と言わんばかりに一気に燃え上がるのだった。
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