【ライブレポート】AARON、とろけるような歌声でファンを魅了

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続く「Young & Wild」で激しいパフォーマンスを行なったことにより、ジャケットを着たAARONが暑そうにしているとファンから“服を脱いで!”という意味の中国語が叫ばれ、AARONは笑いながらジャケットを脱ぎTシャツ姿に。喜びの歓声があがっていたのは言うまでもない。

ラストに「次の曲は本当に大事だよ」と1stソロミニアルバムから「下一個我」を披露。Tシャツも脱ぎ捨てたAARONはタンクトップ姿で熱唱し、客席に向け何度も何度も深いお辞儀をして「ありがとう!」と感謝の言葉を伝え、本編は幕を閉じた。

すぐさまアンコールの大合唱が起き、まずはTAKUYAが現れた。たった2回のライブで終わらせるのはとてももったいないと思っているという前フリから「実は3rdシングルが決まっています」とさらっと重大発表。今回より長いツアーを実施できるように、そして台湾にも行きたいと思っているという今後に繋がる話に、大きな拍手が起こった。

それからバンドメンバーとミッツが登場し、会場全員でAARONを呼び込みアンコールがスタート。再び「Gelato」を披露し、ここで終演のはずだったのだが、ミッツから「もっと聞きたかったらおねだりしなさいよ!」という煽りがあり、盛大なおねだりが行なわれた結果、なんと「MOISTURIZING」と「Young & Wild」の2曲を急きょ追加。すべての演奏の終了後、AARONはTAKUYAそしてミッツと熱い握手を交わし、「みなさん!ありがとう!これからも応援してください!バイバイ東京!バイバイみなさん!」とステージを後にした。600人を動員し、全16曲、2時間に及んだワンマンライブは大成功を収めた。


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AARONのライブはとてもアットホームだった。ファンの声一つひとつにリアクションをとり笑顔で返していて、これは夢中になってしまう気持ちがわかるなと思ったし、ファンの近くにいるんだなと感じた。「かわいい!」という声を何度聞いたかわからないこの日のライブ。「うん、かわいかったなあ」と完全に影響されていることに気づいてしまったのだった。

text:BARKS編集部 HT
photo:在津 完哉

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