ポップ・エトセトラ「Galileo Galileiのファンは僕らを歓迎してくれた」

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ポップ・エトセトラが、Galileo Galileiの全国ツアー<broken tower tour 2015>の大阪(10月30日)、名古屋(11月1日)、東京(6日)の3公演にオープニング・アクトとして参加した。

◆ポップ・エトセトラ画像


ポップ・エトセトラのシンガー/ギタリストのクリストファー・チュウは、Galileo Galileiのアルバム『ALARMS』(2013年)やEP『See More Glass』(2014年)を共作/プロデュースしており、ファンの間では知られる存在。一緒にツアーをやるのは初めてだが、Galileo Galileiのファンは彼らを温かく迎えてくれたそうだ。



最終日だった東京Zepp DiverCityでの公演を終えたクリストファーは、このツアーについて「すごくよかった! Galileo Galileiのメンバーとこれまで以上に親しくなったよ。いまは、とてもいい友達だ。それに、Galileo Galileiのファンは僕らを歓迎してくれた。温かい雰囲気だったよ。すごくいいヴァイブだった」と話した。

Galileo Galileiとコラボするようになったきっかけは、「2年、3年前だったかな。彼ら、僕らのアルバム『POP ETC』(2012年)を聴いて…、それにザ・モーニング・ベンダーズ(ポップ・エトセトラに改名する前)のことも知っていて、東京での僕らのライヴを観に来たんだ。そのとき会って、最初からなんか通じるところがあったよ。彼らの音楽を聴いて、驚いた。ほかの日本のバンドとは違うって思った。それで、プロデュースを頼まれたんだ」そう。

ツアー中は「何度も飲みに行った。いいパーティーだったよ(笑)」と、パフォーマンス後の時間も満喫した模様。




ポップ・エトセトラはこのツアーで4曲をプレイ。Galileo Galileiも気に入ったアルバム『POP ETC』に収録される「Keep It For Your Own」に加え、1月にリリースするニュー・アルバム『SOUVENIR(スーベニア)』から「Running In Circles」「Bad Break」「Please Don’t Forget Me」のニュー・トラック3曲を披露した。

たった15分ではあったが、愉楽と哀愁が織りなすキャッチーなメロディーにギター・サウンドが炸裂し、確かな演奏力を備えた素晴らしいパフォーマンスだった。

ハッピーで切ない、極上のメロディーがちりばめられたポップ・エトセトラの傑作『SOUVENIR(スーベニア)』は2016年1月27日に日本盤が発売予定。


Ako Suzuki

ポップ・エトセトラ
クリストファー・チュウがフロントマンを勤めるPOP ETC(ポップ・エトセトラ)とは、06年にカリフォルニアのバークレーで結成した3人組。現在のメンバーはクリストファー・チュウ(Vo, 兄)、ジョナサン・チュウ(G, 弟)、ジュリアン・ハーモン(Dr)。08年にThe Morning Bendersとしてデビュー・アルバムを発表後、人気英レーベル<Rough Trade>と契約。10年にセカンド・アルバム『ビッグ・エコー』で世界デビューし、世界中から脚光を浴びる存在となった。2012年3月にバンド名をPOP ETCに改名し、同年6月にセルフタイトル・アルバム『ホップ・エトセトラ』をリリース。国内外のCM、アメリカの人気テレビシリーズ、世界的に支持を誇る映画などに楽曲が起用され、各方面で注目を浴びている。2011年には 東日本大震災支援チャリティEP『Japan Echo EP』を発表。その売上は日本赤十字を通して募金された。

2013年にはクリストファー・チュウが日本のアーティストとのコラボレーションのため長期日本滞在。ガリレオ・ガリレイやハナレグミをゲストに迎えて10月、11月、12月の3回に渡って原宿のVACANTでアコースティック・ライブを敢行するとともに、日本全国へと赴き曲作りなども行なった。日本の人々と触れ合う中、インスパイアを受けたイメージを今回の新作の曲作りに生かしているようだ。日本のファンとのつながりを重要視する彼らは自身のツイッターで自ら「日本語」でツイートするほどの気合の入れよう。

日本のアーティストとのコラボレーションを積極的に行ない、Galileo Galileiのアルバム『Alarms 』(2013) 、ミニアルバム『See More Glass』(2014)、木村カエラのアルバム『Rock 』(2012/ track 10 “SWEET DREAMS”)、アルバム『MIETA 』(2014) などでプロデュース、楽曲提供などで参加。木村カエラ『MIETA』収録の「sonic manic」(作詞:木村カエラ 作曲:POP ETC)はソニー「ウォークマン」CM曲にも起用され大ヒットした。また人気アニメ『残響のテロル』では、 オリジナル・サウンドトラック収録「lava(feat. POP ETC) 」では菅野よう子と共作、ヴォーカルでも参加した。他CMへの書き下ろしも積極的に行なっており、NTT Docomo, Google, Sony 3D Television 他で使用されている。
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