【レポート】編集長!わたし、イヤモニが欲しいです!(到着して大喜び編)

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▲木目のテーブルでも最高。

しばらく眺めて堪能したので、次はいよいよ装着具合と音の確認へ。耳にはまった瞬間に外部の音が遮断され、オーダーメイドの素晴らしさを実感した。コツを掴むまでは装着が難しいが、2~3回ほど試してみたらすんなりできるようになった。音のバランスは、試聴のときとほぼ一緒で違和感無し。一番不安な要素は音に関してだったので大満足だ。確認もすんだので、今度はいろんな場所で聴いてみることにした。

  ◆  ◆  ◆

1.渋谷~表参道を歩いてみた。
周囲の会話はほぼ聴こえない。くぐもった“音”に変換され、身振りを目にすることによってこれは会話なんだろうなあとわかる程度。曲に集中していると、車のエンジン音にも気がつかない。

2.電車に乗ってみた。
騒音が激しい地下鉄で検証。自動アナウンスではない、車掌のアナウンスはほぼ聴こえず急停止した際になぜ止まったのかわからないという状況に陥った。走行中の騒音は、低音が感じられるくらいで大変快適。すごく控えめな音量でもクリアに音楽が聴こえるのでストレスが格段に減った。今や、イヤホン無しでは電車に乗るのが苦痛なほど。

3.仕事中に使ってみた。
ミュージックビデオを見たり、新曲をチェックしたりと、イヤホンは仕事に欠かせないアイテムのひとつ。ニュースを書きながら使ってみたが、固定電話の着信音が聴こえずすぐさま取り外した。

  ◆  ◆  ◆

というわけで生活に関わる様々な場所で使用してみた結果、遮音性は抜群だということがわかったが、歩きながらの使用は少し難しいかなと感じた(説明書にも「周囲の音が聞こえないと危険な場所では使用しないでください」と記載されている)。テーマパークなどでも使ってみたいので、行く機会が訪れたら試してみようと思う。

さあ、これで楽しい音楽ライフを送ることができる!と喜んでいたが、使用し始めてから2日目に右耳の奥に痛みを感じた。1日経っても2日経っても痛みが収まらず、フィッティング調整に出すことにした。納入後3ヶ月以内なら無料だそうだ。問い合わせをしたところ、装着状況を確認するために「耳を正面から撮った写真」と「顔を正面にして撮った写真」の2枚が必要とのこと。試行錯誤しながら写真を撮って送ったら、次は痛みの症状をメールで送信し、案内のとおりにイヤホンをケースに入れて宅急便で送付した。

約1週間弱でイヤホンが戻ってきた。痛いままだったらどうしよう…と恐る恐る装着したところ、問題無し。改めていろいろ聴き比べてみたが、定位がLRに激しく動く曲では、音を追い続けると酔ってしまうような感覚になるほど。また、この曲ってこんな音が入ってたの!?という驚きができたことがとても嬉しかった。鳴っていたのに聴こえていなかった音と出会えたことで、さらに音楽を聴くことが好きになった。

編集長に相談してから、イヤホンの完成まで約3ヶ月。すべてが初めてでとてもいい経験になったと思う。プレイヤーだけではなく、音楽を聴くことが好きなすべての人にオリジナルイヤホンの作成をおすすめしたい。きっとあなたの価値観が変わることになるはずだ。

text:BARKS編集部(高)

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