ステージ別発表で全貌が見えてきた!? 【検証】フジロックが20年愛され続ける理由~見どころアクト編~

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GREENを駆け足で辿るだけでも相当時間がかかりましたが、他のステージに出演するミュージシャンたちもすべて見逃せないものばかり。この先は個人的見解からの「これぞ」というアクトをランダムにあげていきます。

WHITE STAGEのトータス[米]、エクスプロージョンズ・イン・ザ・スカイ[米]の2バンドは新旧の対比も観られそうなので楽しみですね。特にエクスプロージョンズ・イン・ザ・スカイは前回出演時、その年の私的ベストアクトでしたから今回も期待大です。邦楽では、30周年にして初出演のTHE COLLECTORS[日本]、海外でも名高いSOIL&"PIMP"SESSIONS[日本]、そしてBABYMETAL[日本]。バトルス[米]の頭を観るか、後半を観るか、難しいところです。Suchmos[日本]は結成から2年目の2014年にROOKIE A GO-GOのトリを務め、それから2年後の今年はWHITE STAGEという大舞台へ一足飛びで登場するので今年のうちに観ておきたいですね。それから国内初ステージとなるillionも気になります。

続いてRED MARQUEEでは、メンバーがそのステージ空間が好きだと公言していたのでThe Birthday[日本]は頷けましたが、ザ・クロマニヨンズ[日本]はGREENで観たかったなぁと思ってしまったのが正直なところです。それから世代的にクーラ・シェイカー[英]は外せませんので、ベックを諦めるか要検討。ちなみに、以前、クリスピアンは灼熱のGREEN STAGEにおいて、赤い革ジャンを着ていた姿が忘れられません……。ジャック・ガラットも観たいですね。

FIELD OF HEAVENでは、UA[日本]、そして世代を超えたところではちみつぱい[日本]。AVALONでは幼児に絶大な人気を誇る謎のスーパーデュオ、ケロポンズ[日本]。それから、PYRAMID GARDENでの細美武士とムジカ・ピッコリーノ メロトロン号の仲間たち。各アクトどれもが、それぞれのステージの雰囲気と相まった名演を見せてくれそうですよね。

そして、堂々復活のオールナイトフジにもKEN ISHII等を観に行きたいけれど、体力がどこまで持つか…。と、自分の体力の限界と向き合い折り合いをつけながら楽しむことも、フジロックならではの醍醐味ですね。

最後に。今年はレッチリの終演後に、電気グルーヴがGREEN STAGEに出演すると聞き、最高のキャスティングだと思わず興奮しました。初年度から参加してきている電気が、どのように20周年の祭りを締めるのか。大変興味深いです。今年のフジロック、最後の最後まで見逃せません!

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文=早乙女“ドラミ”ゆうこ

<FUJI ROCK FESTIVAL'16>
2016年7月22日(金)23日(土)24日(日)
@新潟県 湯沢町 苗場スキー場
※各券種、受付などの詳細はオフィシャルサイトへ

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