スティーヴン・タイラー「ブラザー、ジョー・ペリーのことが本当に心配だ」

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日曜日(7月10日)ステージで倒れたジョー・ペリーは回復しつつあると伝えられているが、エアロスミスのバンド・メイト、スティーヴン・タイラーは、まだ直接話を聞いておらず、ペリーのことをとても心配しているそうだ。

◆エアロスミス画像

スティーヴンは『Billboard』誌にこう話した。「本当に心配だ。回復しつつある、いい状態だ、気を失った、疲労だとかいう話しか出ていない。でも、俺は俺のブラザーのことはわかっている。あいつは、俺を除いて、俺と同じくらい自分のアートに情熱を持っているほとんど唯一の人間だ。あいつはいつも、(エアロスミスのツアーで)3~4公演続けてやろうとか言ってるんだ。俺はムリだ。声がいかれちまう。俺は、自分のキャリアや健康、ジョーの情熱をどう管理したらいいかわかっている。でも、あいつは違うと思う。ツアーに出て、それを見落とした奴がいたんだろう。8~9公演続けてやって、ちょっと燃え尽きたんじゃないか。もう若くはないってこと、考える必要があると思うね」

まだ正式発表がないため、いろんな憶測が飛び交っており、ペリーは9月末に始まるエアロスミスの南米ツアーに参加できないかもしれないとの噂もあるが、スティーヴンは「バンドのことなんかどうでもいい。俺はジョーに生きていて欲しい」と話した。

「知らせがなくて、俺はいま本当に心配しているんだ。ちょっとガッカリしているし、怖いよ。熱中症なのか、働き過ぎたのか、間違って羽目を外したのか、俺にはわからない。なんだかわからないが、誰も俺に知らせてこないってことはわかっている。俺が言えるのは、ジョーは俺のブラザーで、俺は彼をすごく愛しているってことだけだ」

バンド・メイトのトム・ハミルトンは、ペリーが倒れた翌日「有り難いことに、ジョーは最初に俺らが恐れていたよりいいようだ」とつぶやいたほか、「ジョーがツアーに戻ると聞いて嬉しい!」ともツイートしているが、まだジョー・ペリーのスポークスマンやハリウッド・ヴァンパイアーズから正式なコメントはなされていない。


Ako Suzuki
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