【速レポ】<中津川フェス>GACHI SOLAR SPECIAL、「タイジ君の明るさとパワーで続いている」

ポスト


いよいよ陽が暮れてクライマックスを迎える<中津川 THE SOLAR BUDOKAN 2016>。RESPECT STAGEの大トリを飾るのは浜崎貴司をホスト役とした「GACHI SOLAR SPECIAL」だ。もともとは浜崎貴司がソロデビュー10周年を迎えた際に、さらなる新しい歌との出会いを目指して立ち上げた“ギター1本と歌のみ”で対決するライヴイベントが<GACHI>であり、今日はそのスペシャル版として行われる。

◆GACHI SOLAR SPECIAL 画像

浜崎が出演メンバーを呼び込むと、山田将司(THE BACK HORN)、PES(RIP SLYME)、佐藤竹善(Sing Like Talking)、仲井戸“CHABO”麗市が次々とステージへ。全員がアコギを弾きつつ「調子はどうだい?」とお互いの名前を出して声を掛けあう「GACHIのテーマ」で幕を開けた。続く「デイ・ドリーム・ビリーバー」の歌詞を分け合うと、オーディエンスもサビに合わせて一緒に口ずさんでいる。近年はイベント等で歌われる機会も多いこの曲は、昼間のインディーズ電力に続いての選曲であり、この曲をCHABOが歌うのは貴重だ。


ライヴはここから、各アーティストがソロで1曲、浜崎と2人でカバー曲を1曲という構成で進んでいく。トップを務めた山田将司が歌ったのは「きょう、きみと」。同曲はTVCMソングとして使われているので、聴いたことがある人も多かったのではないだろうか。カバーは宇多田ヒカルの「光」という意外に思える選曲を浜崎と披露した。また、GACHI初登場となるPESはラテン調のアコギストロークで「女神のKISS」を、カバーではサザンオールスターズの大ヒット曲「真夏の果実」を取り上げた。




佐藤竹善は激しくギターを掻き鳴らし、「WIND OF CHANGE」を披露。カバーは大瀧詠一の「君は天然色」を。同曲のサビでは浜崎が加わり、迫力のハーモニーを聴かせた。あまりこうしたロック・フェスに登場する機会のない佐藤だけに、初めて生で観るオーディエンスも少なくない。歌い終わったとたんに指笛が飛ぶほどの盛況ぶりをみせた。

「佐藤タイジ君の明るさとパワーでこのイベントが続いていることを嬉しく思います」──浜崎貴司

2012年に日本武道館で行われた<THE SOLAR BUDOKAN>から出演しており、浜崎同用、皆勤賞となる仲井戸“CHABO”麗市をステージへ呼び込んだ。「浜崎のおかげでいろんなミュージシャンと会えたことに感謝している」と語ったCHABOだが、この日もPESと佐藤竹善とは初対面となったという。そして、CHABOが1曲目に選んだのは、故・永六輔が作詞した「上を向いて歩こう」のRCサクセション・バージョンだった。深くリバーブをかけたギター・ソロがピースフルな音楽堂といった風情のRESPECT STAGEにピッタリとマッチして心に強く残った。ニール・ヤングのカバー「ハーベストムーン」は浜崎と共に幻想的なギターフレーズを弾きながら。ステージ照明が落とされ、月灯りの下で歌われた同曲は、<中津川 THE SOLAR BUDOKAN>のプランニングプロデュースを務めるワイズコネクションの創始者、故・加藤与佐雄氏に捧げられたものだった。



続いて登場したのは斉藤和義だ。浜崎と同郷の2人が、栃木にある通りを歌った「オリオン通り」をデュエット。そして、全メンバーが加わりザ・ハイロウズの「日曜日よりの使者」を6人でカバーした。間奏ではCHABOから斉藤和義への豪華なギターソロのリレーが実現し、向かい合ってギターを弾く2人の楽し気な笑顔はギター小僧のように純粋無垢だった。ラストは浜崎1人がステージに残り、“愛してる人がいるんだ”と力強く「銀河系」を歌い上げてGACHI SOLAR SPECIALを締めくくった。

また来年もここに来て音楽を楽しめたらどれだけ幸せなことだろう。そんな穏やかな気持ちにさせてくれる魅力あるステージ、RESPECT STAGEの2016年が月に照らされる中で幕を下ろした。



取材・文◎岡本貴之
撮影◎三浦麻旅子

【GACHI SOLAR SPECIAL@RESPECT STAGEセットリスト】

01.GACHIのテーマ(浜崎貴司、仲井戸“CHABO”麗市、佐藤竹善、PES、山田将司)
02.デイ・ドリーム・ビリーバー(浜崎貴司、仲井戸“CHABO”麗市、佐藤竹善、PES、山田将司)
03.きょう、きみと(山田将司)
04.光(山田将司&浜崎貴司)
05.女神のKISS(PES)
06.真夏の果実(PES&浜崎貴司)
07.WIND OF CHANGE(佐藤竹善)
08.君は天然色(佐藤竹善&浜崎貴司)
09.上を向いて歩こう(仲井戸“CHABO”麗市&浜崎貴司)
10.ハーベストムーン(仲井戸“CHABO”麗市&浜崎貴司)
11.オリオン通り(斉藤和義&浜崎貴司)
12.日曜日よりの使者(全員)
13.GACHIのテーマ(全員)
14. 銀河系(浜崎貴司)

■<中津川 THE SOLAR BUDOKAN 2016>

Day1:2016年 9月10日(土)
Day2:2016年 9月11日(日)
会場:岐阜県中津川市 中津川公園内 特設ステージ
岐阜県中津川市茄子川1683-797
※雨天決行(荒天の場合は中止)

▼9月10日(土)出演者
シアターブルック、AFTER SCHOOL HANGOUT (林立夫&沼澤尚 with 鈴木茂, 森俊之, 沖山優司 featuring Leyona and 高橋幸宏)、チャットモンチー、DJダイノジ、怒髪天、H ZETTRIO、麗蘭、ましまろ、MONGOL800、NAMBA69、OVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUND、RIZE、SA、Spinna B-ILL、10-FEET、Dragon Ash、SCOOBIE DO、THE BLACK COMET CLUB BAND、cro-magnon、加藤登紀子、シシド・カフカ、中川敬 (ソウル・フラワー・ユニオン) 、オレスカバンド、NO GENERATION GAPS(うじきつよし・佐々木亮介)、Dachambo、DJ NOBU A.K.A. BOMBRUSH! with IO, DONY JOINT & YOUNG JUJU (KANDYTOWN / BCDMG)

▼キャンパーズParty“Village Of illusion”
LIVE:フォークソング部 (NAOKI[SA]+上原子友康 [怒髪天])、藤井一彦 (THE GROOVERS)、 Rei
DJ:SEIYA、DJ PAIPAI & SWEET RAVE、DJ 吉沢dynamite.jp
Midnight illusion:瀧澤賢太郎、DJ EMMA、KEN ISHI

▼9月11日(日)出演者
ACIDMAN、a flood of circle、赤い公園、THE COLLECTORS、ダイノジ(Talk&Live)、the HIATUS、インディーズ電力 大取締役会、Nothing’s Carved In Stone、THE King ALL STARS(加山雄三、佐藤タイジ、古市コータロー、名越由貴夫、ウエノコウジ、武藤昭平、山本健太)、八代亜紀、さかいゆう feat. 福原美穂 × 中津川 JAM (柴山哲郎、沼澤尚、中條卓、森俊之) 、the LOW-ATUS、ROVO、浜崎貴司 GACHI SOLAR SPECIAL(浜崎貴司、仲井戸“CHABO”麗市、佐藤竹善(Sing Like Talking)、PES(RIP SLYME)、山田将司(THE BACK HORN))、MANNISH BOYS、LIVE FOR NIPPON 〜Pray For 熊本〜 (高田漣.・東田トモヒロ・山口洋)、 片平里菜、真心ブラザーズ、ストレイテナー、チャラン・ポ・ランタン、BimBamBoom、Young Juvenile Youth、OZROSAURUS、ROTH BART BARON、TheSunPaulo、Yasei Collective、iCas(インディーズ電力 大取締役会)、LIFE IS GROOVE(KenKen、山岸竜之介、SATOKO、タブゾンビ)

◆BARKS内<中津川 THE SOLAR BUDOKAN 2016>特集
◆<中津川 THE SOLAR BUDOKAN 2016>オフィシャルサイト
◆THEATRE BROOK オフィシャルサイト
◆佐藤タイジプロジェクト オフィシャルTwitter
◆佐藤タイジプロジェクト オフィシャルFacebook
この記事をポスト

この記事の関連情報