トニー・アイオミ「なぜビル・ワードが参加しなかったのか、わからない」
いよいよ今週末(2月4日)、ブラック・サバスの最後のツアー<The End>が彼らの故郷、英国バーミンガムで幕を閉じるが、残念なことに、その記念すべき最終公演でもオジー・オズボーン、トニー・アイオミ、ギーザー・バトラー、ビル・ワードのオリジナル・メンバー4人が揃うことはなさそうだ。
◆トニー・アイオミ画像
アイオミは、いまでもワードのことをブラザーだと思っており、彼が参加しなかったのをとても残念に思っているという。
アイオミは、英国の音楽誌『Mojo』のインタビューでこう話した。「(癌の)治療中、僕は長くはないと思った。(だから)物事を急速に進めたかったんだ。ビルは時間をかけたがっていた。ビルは契約の内容が悪いと感じていたようだ。僕らはそういうのに関与していないんだ。マネージメントに任せている。僕らはただ、一緒にプレイし楽しみたかったんだよ。ビルとはちょっとプレイしたが、彼は戻ってこなかった」
「ビルがいたらもっと良かった。でも、残念ながらそれは実現しなかった。どこかの時点で、僕は彼に連絡を入れたい。僕はいまでも彼を愛している。彼はいまでも僕のブラザーだ。ただ、ケンカをしている。正直言って、僕は何が起きたのか知らないよ。ビジネス・サイドのことは自分ではやらないから。ビルがそれを解決できなかったのは残念だ。本当にそう思うよ。でも、このツアーができたのは嬉しい」
ブラック・サバスは火曜日(1月31日)、ロンドンでプレイした後、2月2日、4日にバーミンガムで最終公演を開く。
Ako Suzuki
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