マドンナ、監督業を再開

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マドンナが、バレエ・ダンサー、ミケーラ・デプリンスのバイオグラフィ映画『Taking Flight』を監督することが発表された。

◆マドンナ、ミケーラ・デプリンス画像

映画は、デプリンスの自伝『Taking Flight: From War Orphan to Star Ballerina(夢へ翔けて: 戦争孤児から世界的バレリーナへ)』をもとに、内戦の真っ只中、西アフリカのシエラレオネ共和国に生まれた現在23歳、オランダ国立バレエ団に所属するバレリーナの波乱万丈な半生を描く。デプリンスは若手ダンサーの登竜門、ユース・アメリカン・グランプリ(バレエ・コンクール)を目指す6人を取り上げたドキュメンタリー『First Position』(2011年)で注目を浴び、最近ではビヨンセの『Lemonade』の“希望”のシーンでパフォーマンスしている。







マドンナは「私は、アーティスト、そして逆境を理解する活動家両方の面で、ミケーラのこれまでの旅に深く共感しました。私たちは、シエラレオに光を投じ、ミケーラに戦争孤児たちの声となってもらうユニークな機会を持つこととなりました」と、コメントしている。

キャストや公開日等はまだ発表されていない。マドンナはこれまでに『Filth and Wisdom(ワンダーラスト)』(2008年)と『W.E.(ウォリスとエドワード 英国王冠をかけた恋)』(2011年)、2作の長編映画を監督。現在、アンドリュー・ショーン・グリーア著の小説『The Impossible Lives of Greta Wells』をもとにした映画の制作にも取り掛かっているという。



Ako Suzuki
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