エリザベス英女王、戴冠60周年記念公演でクリフ・リチャードをご指名

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2012年、エリザベス女王の戴冠60周年を記念しロンドンで開催された<The Diamond Jubilee Concert>にはポール・マッカートニー、エルトン・ジョン、スティーヴィー・ワンダー、クリフ・リチャード、シャーリー・バッシー、トム・ジョーンズ、アニー・レノックス、エド・シーラン、カイリー・ミノーグ、ウィル・アイ・アム、ロビー・ウィリアムスら、そうそうたる面々が出演したが、エリザベス女王が唯一リクエストしたのがクリフ・リチャードだったそうだ。

◆クリフ・リチャード画像

コンサートを監修したテイク・ザットのゲイリー・バーロウは、ポッドキャスト『The Dan Wootton Interview』のインタビューで、「どんなコンサートにしたいか、女王にお伺いしなくてはならなかった。そして、彼女がリクエストした唯一のアーティストがクリフ・リチャードだった」と明かした。

後にそれをリチャード本人に伝えたところ、彼は涙ぐんでいたという。「休暇でバルバドスへ行ったとき、“確か、クリフ・リチャードがこの辺りに住んでいるはずだ”って思って、友達の友達に電話してみたんだ。そしたら、“一緒にご飯を食べよう”って言われ、そのとき、クリフに伝えたんだ。“言ってなかったこと言わなきゃならない”って、女王のこと、教えた。彼は涙を浮かべてたよ」

<The Diamond Jubilee Concert>は2012年6月4日、バッキンガム宮殿前の通りザ・マルで4時間近くに渡り開かれ、その模様はBBCから生放送された。



Ako Suzuki
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