【速レポ】モンパチフェス<WWW!! 18>2日目開幕、激変する空と海の絶景

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今年のモンパチフェス<WWW!! 18>は、前回と同様に、沖縄・豊崎美らSUNビーチで幕を開けた。しかし、砂浜に設置されるBeach STAGEが入場口エリア付近に移動されるなど、前回の2016年とはまた違った変化も見受けられた。早速、会場の様子を初日の写真とともにレポートしよう。

◆モンパチフェス<WWW!! 18> 画像

まず、何と言っても目を奪われるのは、会場横に広がる、沖縄の青い海。初日、2日目ともに朝から雨に見舞われたが、2日目は、まるで開演時間に合わせたかのように夏を思わせる強い陽射しが降りそそぎ出し、それまでグレーに見えた美らSUNビーチの海が、エメラルドグリーンへと変貌していった。いきなりの絶景だ。



その砂浜から広大な芝生エリアに目を向けると、ハブSTAGEとマングースSTAGEが横に並ぶ。この両ステージで交互にパフォーマンスが展開され、まさに“ハブとマングースとの対決”ならぬ、魅惑的な音楽バトルが繰り広げられる。そして、その上空を旅客機が轟音と共に低空飛行し、ステージ奥の方角にある那覇空港に着陸するという、他のどのフェスにもないシチュエーション。このジェット音すら、いつの間にか絶好の効果音に聴こえ始めるのだから、不思議なものだ。

そんなステージ前方にはスタンディング・ゾーン、そして後方にはリラックス・エリアが設置され、最前列でバンドサウンドに熱狂する人から、芝生に広げたシートやテントでのんびりと音楽を楽しむファミリーで、それぞれのスタイルでモンパチフェス<WWW!! 18>を存分に楽しもうとする姿が見受けられた。



そこからBeach STAGEへの移動ルートには、地元の人気フードから、県外来場者に嬉しい沖縄フードまで、実にさまざまな種類の屋台が立ち並び、飽きることなく“フェス飯”を堪能できる。しかも、その横にはかなりの数の飲食テントも用意されているので、ゆっくりと椅子に座り、テーブルでフェス飯を食べられるのは嬉しいところだ。

加えて地元企業による出店もあり、そこでは、子供も楽しめるフェースペインティングのサービスや、ボーカリストになった気分で写真撮影ができるスポットなども用意されており、モンパチフェスが、音楽を起点としながら家族揃って楽しめるイベントであると同時に、沖縄という土地に根付いたフェスであることを感じさせてくれた。




そうしたエリアを抜けると見えてくるのが、砂浜に広がるステージ、Beach STAGE。海をバックに開放的な気分でライブが楽しめるうえに、前回よりもハブ&マングースSTAGEと距離が取られたため、目の前のステージに集中して楽しめるようになった。しかもフード・エリアとのアクセスもよく、まるでレジャー気分で音楽に身を委ねることができる。



モンパチフェスは、この3ステージでライブが展開されていくが、もうひとつ忘れてはいけないステージがフード・エリア内に設置されている、BARKSによる特設ステージ『ワッタァステージ』だ。ここでは、ライブを終えたアーティストがサプライズ登場し、間近でトークショーが繰り広げられるといった、モンパチフェスの超穴場スポット。4日には、キヨサクをはじめとするMONGOL800のメンバーや、PUFFY、UNICORNなど、多数のアーティストが熱いテンションのまま登場する予定されており、盛り上がりは必至。さらにトークショーの合間には、カラオケ大会も開催され、観客自身が出演者にもなれるという、いわば“体験型アトラクション”。

このように、見て、聴いて、食べて、さらには歌って楽しい、それがモンパチフェス<WWW!! 18>なのだ。


取材・文◎布施雄一郎
撮影◎(c)WWW18 OFFICIAL

◆モンパチフェス<WWW!! 18>会場風景 画像ページへ

■<MONGOL800 ga FESTIVAL What a Wonderful World!!18>


2018年11月3日(土・祝) 沖縄県 豊見城市 豊崎 美らSUNビーチ 特設会場
2018年11月4日(日) 沖縄県 豊見城市 豊崎 美らSUNビーチ 特設会場

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