EXILE AKIRA、<台北ランタンフェスティバル>で台湾の子どもたちとパフォーマンス

ポスト

EXILEのAKIRAが現地時間2月8日、台湾・台北市で行われた<2020台北ランタンフェスティバル>のオープニングセレモニーにゲスト出演した。

◆イベント画像

<2020台北ランタンフェスティバル>は、毎年中華圏の伝統的な節句である「元宵節」(旧暦1月15日)に行われ、春節一連のお祝いを締めくくる冬の風物詩イベント。台湾全土でも、最も人気のあるイベントの一つで、毎年その年の干支をテーマにランタンの展示や公演を実施。伝統的な祭りの雰囲気とプロジェクションマッピングなどの先端技術を融合させた演出で人気を集める、台北市の一大イベント。これまでは台北市の西地区で開催されていたが、今年はエリアを拡大し、台北市が新たな観光スポットや流行文化の要所として活性化を進める東地区の南港エリアにもメイン会場が設置されている。

10,000人以上の観客が駆けつけるなか、セレモニーではLDHが展開する総合エンタテインメントスクール「EXPG STUDIO 台北校」のキッズダンサーや、台湾でのデビューを目指してアーティスト活動する平均年齢22歳のダンス&ボーカルグループ「MAGMA」らとダンスパフォーマンスを披露した。


前日の7日にEXILEのナゴヤドーム公演を終え、イベント当日に名古屋から台北に駆けつけたAKIRA。10日には再びナゴヤドームでのライブを控えるハードスケジュールのなか、台湾の原宿と呼ばれる西門町に用意されたオープニングセレモニーの特設ステージに登場。初めての参加で本当に楽しみにしていたというAKIRAは、「大家好!新年快樂!我是放浪兄弟的AKIRA,謝謝你們來,謝謝(みなさんこんばんは!明けましておめでとうございます!EXILE AKIRAです。ご来場くださって、ありがとうございます。)」と中国語で挨拶し、会場は大歓声に包まれた。

この日は「旧正月最後の日にたくさんのパワーを台湾の皆さんにお届けして、素敵な一年を送ってもらえたら嬉しい」と、初の海外校として2009年に開校した「EXPG STUDIO台北校」の生徒らとダンスパフォーマンスを披露。台北校のキッズダンサーやLEDのスーツを身にまとったLEDダンサーらと、EXILEの「Heads or Tails」や「STYLE of 24karats」などをパフォーマンス。子どもたちのダンススキルや、音楽に合わせて何色にも発光するLEDの光の演出に観客は釘付けとなった。


AKIRAは「光の祭典ということで、夢に向かって頑張っている子どもたちに『光』や『希望』をお届けできたら」と演出への思いを語った。MCからAKIRAと一緒にパフォーマンスをした感想を聞かれた小学5年生のキッズダンサーは、満面の笑みを浮かべながら「とても楽しかったですし、達成感でいっぱいです。そしてAKIRAさんの踊りを見てとても勉強になりました!」と喜んだ。

終盤には「EXPG STUDIO台北校」でアーティストデビューを目指して活動している、平均年齢22歳の6人組ダンス&ボーカルユニット「MAGMA」が登場。ボーカルのSEANとALENは、2017年にFANTASTICS from EXILE TRIBEのボーカルを募集し、約3万人が参加した「EXILE Presents VOCAL BATTLE AUDITION 5 〜夢を持った若者達へ〜」でファイナリストに選ばれた。

オーディション後も様々なイベントへの出演や、台北各地でストリートパフォーマンスを行うなど、アーティストになる夢を追いかけ続けており、「EXILE TRIBEのようなダンス&ボーカルグループになりたいと、自己プロデュースで戦略を練って台北で頑張っているのを見ていると、胸が熱くなる」とAKIRAも期待を寄せる。


この日もAKIRAからサプライズでプレゼントされた衣装で、勢い溢れるパフォーマンスで観客を魅了した。憧れのAKIRAと同じステージに立ったSEANは「今こうして一緒のステージに立つことができて、僕たちの未来に一筋の光が差し込んできた感じです」と胸をときめかせ、子どもの頃から彼らの成長を見続けてきたAKIRAは「いろんな夢を追いかけて、これだけたくさんの将来を担う子どもたちがいますので、どうか台北の皆さんにも応援していただけたら嬉しいです」と観客に呼びかけた。

多くの観客が集まる中で堂々たるパフォーマンスを魅せた子どもたち。「日本と比べたら一緒に同じステージに立つ機会も限られているので、100時間の練習よりもこの15分のショーケースではないですが、今回のような機会がある時に一緒のステージに立つことで、子どもたちとって何かのヒントだったり、活動する原動力を作れたらと思います」とし、「これからも子どもたちの将来に向けて、自分たちができる限りの手助けをしてあげたい」と、子どもたちのサポートを誓った。

今年の1月にはEXILEとしては初めてメンバー全員で訪台し、台湾の年末に放送される人気音楽特番で“台湾版紅白歌合戦”として知られる『2020超級巨星紅白藝能大賞』に出演したEXILE。彼らはすでに「放浪兄弟」の名で中華圏で人気があったが、改めて台湾で高い人気を集めていることが証明された。

こうした反響にAKIRAは「自分たちのエンタテインメントを注目してもらっている環境でもあるので、EXPGのみんなも一緒に盛り上がっていけたらと思いますし、少しでも継続して台湾やアジアでの活動を増やすことによって、EXPGの子どもたちの未来にも繋がっていければ」と、今後の展開を見据えた。

◆EXILE オフィシャルサイト
この記事をポスト

この記事の関連情報