オジー、スコーピオンズ、ホワイトスネイクらの作品を手掛けたプロデューサーのキース・オルセンが死去
オジー・オズボーン、フリートウッド・マック、スコーピオンズ、ホワイトスネイク、バッド・カンパニー、ハート、リック・スプリングフィールドら多くのミュージシャンの作品を手掛けてきたプロデューサー/サウンド・エンジニアのキース・オルセンが亡くなった。
◆追悼メッセージ
60年代、ロック・バンドThe Music Machineのベーシストとして活動したオルセンは、リンジー・バッキンガム、スティーヴィー・ニックスと親しくなり、彼らのアルバム『Buckingham Nicks』(1973年)をプロデュース。2年後には、フリートウッド・マックの『ファンタスティック・マック』を共同プロデュースし、同作は全米1位に輝いた。
その後、リック・スプリングフィールドの代表曲「Jessie’s Girl」(1981年)、オジーの『No Rest For The Wicked』(1988年)ほか、ジョー・ウォルシュ、サンタナ、REOスピードワゴン、ヨーロッパ、サミー・ヘイガー、エディ・マネー、フォリナーら数えきれないほどのアーティストと共作してきた。
オルセンと『Crazy World』(1990年)を共同プロデュースしたスコーピオンズは、「キースは、僕らのCrazy Worldを含め、象徴的なアルバムをたくさんプロデュースした…。素晴らしい人で、Crazy Worldの制作はインスピレーションに溢れた旅だった」「彼の家族にお悔やみを…RIP キース…君は音楽の中に生き続ける」と、追悼の言葉を寄せた。
ホワイトスネイクのデイヴィッド・カヴァデール、リック・スプリングフィールドも哀悼の意を表している。
合掌。
Ako Suzuki
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