ミック・ジャガー、未発表曲を完成させなかったのは「僕ら、単なる怠け者だった」

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Photo by Aubrey Powell

ザ・ローリング・ストーンズは先週リリースした『山羊の頭のスープ』豪華リイッシュー盤に3つの未発表曲「Criss Cross」「All The Rage」「Scarlet」を加えたが、ミック・ジャガーは、当時これらを完成させなかった理由を「僕らは怠け者だった」と表した。

◆ザ・ローリング・ストーンズ画像

ミックは先日、『Sunday Times』のインタビューで、最初、未発表曲を収録するという案に否定的だったと、「彼ら(ユニバーサル・ミュージック・グループ)から“この3曲を見つけた”って言われたんだ。僕は“あれは全部ひどい”って言ったんだ。それがいつも僕の最初の反応なんだ。“使いものにならない!”だ。実際は、僕はあれらの曲を気に入ってた。でも、完成していなかった」と話していたが、『Rolling Stone』誌の取材で、さらにこう語った。

「未発表曲があるって言われて、“オー・ノー”って思ったのを覚えてる。僕にとって未発表曲っていうのは、やることがいっぱいあるってことを意味する。“完成させなかったのは、気に入っていなかったから!”みたいな。ちょっとネガティブな想いがあった。でも、聴き始めたら“おお、全然悪くないじゃないか。何で完成させなかったのか、わからない”って思った。僕ら、単に怠け者だったんだ」

また、『山羊の頭のスープ』に収録される「Angie(悲しみのアンジー)」について、ボブ・ディランがかつて、彼のお気に入りのザ・ローリング・ストーンズの楽曲の1つだと評したことに、「いつか、ボブがプレイするところを聴いてみたい」と応えた。

ザ・ローリング・ストーンズは今週水曜日(9月9日)、ロンドンに世界初のフラグシップ・ストア(旗艦店)をオープンする。

Ako Suzuki



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