スティーヴ・ハケット、1月にアコースティック・アルバムを発表

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英国人のギタリスト、スティーヴ・ハケットが2021年1月に新アコースティック・アルバム『Under A Mediterranean』をリリースする。彼は2019年に25枚目のスタジオ・アルバム『At The Edge Of Light』を発表しているが、アコースティック・アルバムは2008年の『Tribute』以来だという。

◆スティーヴ・ハケット画像

ハケットは、長年のコラボレーター、ロジャー・キングと共に、ロックダウンの時間を音楽の制作に充てたそうだ。「この数年でアコースティックのアイディアが多く浮かんでおり、このアルバムを創るのに最適な時期だと感じた。以前訪れた地中海周辺の街々を想像の世界から生まれた音楽と共に眺める──僕らはいま、実際には旅をできないから、このアルバムが人々をその旅に連れ出すことができたらと思う。腰を据えて聴くのもいいし、ワイン飲みながらウトウトしながらもいい……」とコメントしている。

『Under A Mediterranean』には、「Mdina」「Adriatic Blue」「Sirocco」「Joie De Vivre」「The Memory Of Myth」「Scarlatti Sonata」「Casa Del Fauno」「The Dervish And The Djin」「Lorato」「Andalusian Heart」「The Call Of The Sea」の11曲が収録され、1月22日にリリース予定。



ハケットは今年7月には自叙伝『A Genesis In My Bed』を出版している。この中で「なぜジェネシスを脱退したかなど、ファンが長年にわたり尋ねてきた質問に答えている」という。ジェネシスは2021年からライブ活動を再開するが、ハケットおよびピーター・ガブリエルは参加しない。

Ako Suzuki
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