【連載】フラチナリズムの労働to武道館vol.48「春の訪れを感じます」

ツイート

労働to武道館フラチナリズムの労働to武道館
~売れてないバンド界イチ売れてるバンドが武道館を目指す話~

もうすぐ春ですね
雪がとけて川になって流れてゆきます。つくしの子が恥ずかしげに顔を出します。
もうすぐはーーーーーーーーーーーーるですねー!!!!
みなさんご機嫌よう。春夏秋冬森。四季を五季に増やせないかを打診しているバンドマン、フラチナリズムのモリナオフミです。よろしくお願いします。
コラムのタイトルを書くときにvol.○○も一緒に書くのですが、なんと今回48回目のコラムです。一ヶ月に一回更新でやらせてもらっておりますので、なんと今回で丸4年を迎えたということになります。
ご愛読頂いている皆様、並びに掲載させて頂いているBARKS様。
本当にいつもありがとうございます。今後ともご贔屓によろしくお願いいたします。

さて、すっかり花粉が縦横無尽に飛び回り、人体の様々な器官に影響を与える時期になりました。そうです!春です!春きました。ほとんど来てます。
去年の今頃も同じように春が訪れていたんですが、なかなか春を感じる余裕もなく、日本全土がバタバタ駆け回って大変でしたね。
しかし、今年は少し心にも余裕が出来て来ているのではないでしょうか?
これが俗に言う「慣れ」と言うものでしょうか。まぁもちろん色々対策をしっかりしつつ、気を引き締めつつやっていかなきゃいけないことには変わりはないですが、それでも春の訪れを楽しむくらいいいじゃない?四季を感じられる国、日本なのだから。

春の訪れと共に、僕らフラチナリズムも生ライブを解禁していこうと企てています。
春を感じることと同じように、音楽エンターテイメントを生で感じることは必要なことだと思うので、そろそろやっていこうかなと計画を立てています。
でもまあ不安要素はたくさんあります。また緊急事態宣言も延長しそうですし、そう言った今までに無かったライブへの不安要素です。感染拡大防止に努めるためにガイドラインに順じて実施することは当たり前ですが、それと同じくらい、「ライブなんて行ってもいいものか?」と言う世の中の考え方の方が不安要素ですね。

しかし不安要素をクリアにすることが出来たら、さらなる安心感は生まれると思いますし、それはしっかり計画して、実施してみないことには何も変わらないので、僕達は生での活動も春の訪れと共に始めていこうと思っています。
ここからは、この1年で培った配信力と、それまでに培った生現場力との融合が必要になってくるかもしれません。ハイブリッドライブですね。
やはり新しいチャレンジは怖いものですが、沢山失敗しながらも、それでも進み続けていくことがエンターテイメントだと思うので邁進します。
本当の意味での春を作りにいきましょう。
ってなわけで令和3年度2月度の活動報告やっちゃおう!!レディゴ!


感動した試み
2月7日に仲間のバンドマンから誘ってもらって、配信番組に出させて頂きました。アーティストが中心となって、今盛り下がっているこの業界を盛り上げていこうと言う試み。すばらしいですよね。僕もそういうのやりたいな!って素直に思いましたし、非常にありがたかったです。

それもさることながら、その配信番組の会場として使われていたのが「季ららYokohama」さんでした。
ライブバーのような感じですね。ざっくり言うと。
ライブも見れて、食事やドリンクも楽しめる感じで、内装もすごくお洒落でシンプルにライブやるとき使わせてもらえたらええなー。くらいに思っていたんですが、そちらのライブバーを運営されているのがIRabBitsというバンドのメンバーさんです。

この時期にバンドマンがライブバーをオープンさせるなんて、本当とんでもないくらい危ない橋だったと思います。きっと僕なら出来ないでしょう。怖いから。
それでも自身のバンドの為、繋がりのあるバンドマンの為、そして愛するファンの為、横浜音楽シーンの為、様々な「為」に動き出したこの季ららYokohamaさんに、僕は感動せざるを得ませんでした。

どんだけ虐げられたとしても、ミュージシャンは音楽を奏でたいもの。
その為には場所が必要で、それを見てもらう空間が必要になります。それは配信ライブであっても同じことです。しかしながら昨今のイベント事情的に閉店せざるを得ないライブハウスやミュージックバーも沢山あります。
その状況でも立ち上がり、オープンしてくれたこのお店が僕は大好きです。

一度しか行ったことないし、IRabBitsさんとも何度か共演したことあるくらいのものかもしれませんが、そんなものは関係ない!
とにかく感動したから、必ずこの箱でやりたいです!それだけです。
こんな時代だからこそ、オンラインの時代だからこそ、オフラインの「心」を感じられるということが必要だと勉強させてもらいました。
是非ともチェックしてみてください!僕らは必ずここでやります!
生&配信のハイブリッド型ライブで。

https://www.facebook.com/kirarayokohama/




やはりライブハウスで対バンは面白い
2月24日にBrand New Vibeのツーマン企画に出演させて頂きました。
本当に感じたことを感じたままに言いますと、
・対バンってやっぱ一番いいわ!
・バンドマンってこれだわ!
・仲間って最高だわ!
とこのように10代のバンドに明け暮れていたあの時代を思い出すかのようなそんな一日でした。

町田 The Play Houseで開催された配信イベントでしたが、フラチナリズム的には初めて出演させて頂くライブハウスでした。
そんな緊張もあってか、より対バンの「感じ」を楽しめたそんなイベントになりました。
お互いの曲をカバーし合って一緒に演奏してみたり、MCも一緒にやってみたり、これは是非とも生で見てもらいたいなぁ。と思えるライブでした。
もちろん配信でも十分楽しいですが、生だったら余計ヤバイだろうなぁって。

この日を境に決めたことがあります。
「あ!これ面白いわ!」と思ったことは、とりあえず一回必ずやってみる!
これを決めました。Brand New Vibeにそう思わせてもらえた気がします。
理由はわかりません。でも感覚がそう言って聞かないのでそれを信じてインスピレーションで進んでみるのも面白そうです。

人に会うってこんなに最高なんですね。会えない時間が長ければ長いほど、会ったときに最高にポジティブになれるっていうのも、バンドマン対バンのいいところかもしれません。
お互いが別々の道を歩きながら、たまに交差する瞬間を楽しんで、また次会う時までに成長して、また交差出来たら最高ですね。
やっぱりどんな時代になったとしても、僕はこれを大事にしていきたいです。



ってなわけで、春の訪れと共に新たな気持ちで走り始めましょう。
何度でも失敗しつつ、それを糧にまた進んで行きさえすれば
きっと本当の春を感じられる心になれると信じています。
今年は生で会いましょうね。読んでくれてありがとうございました。

P.S.BARKSさん。そろそろ飲みに行きたいですね。春が来たら。

フラチナリズム モリナオフミ


(春が待ち遠しいです。BARKSより。)
この記事をツイート

この記事の関連情報

*

TREND BOX

編集部おすすめ

ARTIST RANKING

アーティストランキング

FEATURE / SERVICE

特集・サービス