ロックダウン解除後にロンドンで開催予定だったフェスティバル中止

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英国では6月にロックダウンが解除予定だが、その後7月にロンドンの中心部、ハイド・パークで開催されるはずだったフェスティバル<BST Hyde Park>は火曜日(3月30日)、早急には新型コロナウイルス収束の見通しが立たない現状を踏まえ、昨年に続き今年も中止すると発表した。

◆<BST Hyde Park>画像

通常2週末(金~日曜日)にわたり計6日間開かれる同フェスティバルは、今年は半分に縮小され7月9~11日の3日間、パール・ジャム(1、2日目)、デュラン・デュラン(3日目)をヘッドライナーに行なわれる予定だった。

主催者は、早くも2022年の日程を発表しており、ヘッドライナーは変わらず、チケットは払い戻し、もしくは来年に繰り越せるという。



英国ではすでに<グラストンベリー>、<ダウンロード>などのビッグ・フェスティバルが今年の中止を発表しているが、ワクチンの接種が広まりつつあり、7月以降のフェスティバル開催には希望が持たれていた。

現時点、8月に予定されている<レディング/リーズ・フェスティバル>、6月から9月に日程を変更した<ワイト島フェスティバル>、同じく9月予定の<Neighbourhood Weekender><Parklife><TRNSMT>は開催する方向だという。また、<Kendal Calling><Latitude><Love Supreme>など、現時点、変更はなく7月に開催を計画しているフェスティバルもある。

<レディング/リーズ・フェスティバル>の主催者は最近、オーディエンスはワクチンが接種済みだと証明するものを求められる可能性があると話している。

Ako Suzuki
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