イヤーズ&イヤーズ、ブリット・アワーズでのコラボ「エルトンから電話があった」

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(C)JOHN MARSHALL

今週(5月11日)、英国で開催された音楽賞<ブリット・アワーズ2021>で、エルトン・ジョンとイヤーズ&イヤーズが共演し、ペット・ショップ・ボーイズの「It’s A Sin」をパフォーマンスしたが、これはエルトンが直接、オリー・アレクサンダーに電話を入れ実現したそうだ。

◆エルトン・ジョン、イヤーズ&イヤーズ画像

オリーは『Daily Star』紙にこう話したという。「エルトンから電話があり、ブリットでスペシャル・パフォーマンスをやりたくないかって訊かれたんだ。彼とステージに立ったとき、子供のときブリット・アワーズに出演しているエルトンを見ていたのを思い出し、“いま、自分がこんなことしてるなんて信じられない”って思ったよ」

2人の「It’s A Sin」のカヴァーは、エルトン・ジョン・エイズ基金のためにチャリティ・シングルとしてリリースされた。





エルトンの夫、デヴィッド・ファーニッシュは、パフォーマンス前、新型コロナウイルスのパンデミックと80年代のHIVクライシスを比較し、「2020年、新しいウイルスに襲われたとき、世界はすぐに反応した」「でも、1981年にHIVが現れたときは沈黙していた。HIV/エイズを患った人たちは無知、恐れ、恥、汚名にさらされた。この沈黙により、エイズは世界に影響を及ぼす大病になってしまった。でも、僕らは反撃した。僕らは、人々を不名誉の中死なせるのを拒み、一緒に闘い、世界を変えた」と話していた。

オリーは今年、英国で放送された80年代、HIVクライシスが発生したロンドンのゲイ・コミュニティを描いたドラマ『It’s A Sin』に出演した。

Ako Suzuki
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