コリィ・テイラー「ロックの殿堂はポップ・ミュージック以外評価していない」

ポスト

コリィ・テイラーが、ロックの殿堂を批判し、スリップノットが選出されたとしても、セックス・ピストルズと同じように拒否するかもしれないと話した。

テイラーは、米アイオワ州のラジオ局Lazer 103.3のインタビューで、ロックの殿堂に対し、こんな見解を述べた。「何よりもまず、俺はあの殿堂に関心がない。ごみの山だと思ってるからな。彼らはポップ・ミュージック以外のものは評価していない。真のロック・バンドを殿堂入りさせるのは、プレッシャーに屈せざるを得ないときだけだ」

「これまで、多くのバンドに対し礼を欠いてきた。殿堂入りに相応しいバンドより前に他のアーティストを殿堂入りさせている。俺は多分、セックス・ピストルズに準じるよ。“この殿堂は恥だ。俺はその一員になろうがなるまいが、どうでもいい。お前らはロックンロールの精神が何だか、わかっていない。くそ食らえ”とでも言おうかな」

セックス・ピストルズは2006年に殿堂入りが決まった際、「殿堂入りは小便のシミだ。お前らの博物館はワインの中の小便。俺達は行かねえ。お前らの猿じゃねえ。だから、どうした」との声明を出し、受賞を拒否した。

『Loudwire』によると、スリップノットは1996年にデモ・アルバム『Mate. Feed. Kill. Repeat.』をリリースしており、2022年に殿堂入りの資格を得るようだが、テイラーは「俺がノミネートされることはずっとないかもしれない。でも、そんなことどうでもいい」と話している。

Ako Suzuki
この記事をポスト

この記事の関連情報