コーンのブライアン・ウェルチ「フィールディのことは心配していない。彼は大丈夫だから」

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Photo by Tim Saccenti

コーンのジョナサン・デイヴィス(Vo)とブライアン・“ヘッド”・ウェルチ(G)が、現在、バンド活動を離脱しているレジナルド・“フィールディ”・アーヴィズ(B)について語った。

フィールディは今年6月、「この6年間、いくつかの個人的な問題に対処してきた。悪癖が再発したり、周りの人たちに緊張感をもたらしてきた。治癒するために休むよう提案された。俺は、自分に求められたことを尊重し、その時間を取るつもりだ。残念ながら、君らはバンドとステージに立つ俺の姿は目にしない。俺は悪癖を絶つことに尽力する」と、その翌月スタートするコーンのツアーに参加しないことを表明していた。

英国の音楽誌『Kerrang!』最新号のインタビューで、フィールディの現状について問われたウェルチはこう答えた。「家族と共に家にいるのが最良のことだ。そして対処し始める。彼はそこにヒーリングを見出しているはずだ。俺はまだ苦戦している。3年か4年前、俺の悪癖によりへまをしたことが何度かあった。だから、俺にはわかるよ。俺は真っ向から立ち向かい、それが問題となることを阻止した。俺は心配していないよ。彼が上手くやっていくのはわかってる」

一方のデイヴィスは、こう語っている。「俺は彼を愛している。彼は俺のブラザーだ。でも、大切な人が亡くなったのを見てきて、もうそういうのは耐えきれない。一生、罪の意識を感じることになるだろう。俺は力を尽くしたつもりだが、もっと頑張っていたら、違うことになっていたかもしれない。俺はフィールディが問題を解決し、バンドの重要な一員として戻って来てくれることを願っている」

フィールディは、ツアーからは離脱しているものの、ニュー・アルバム『Requiem』の制作には参加した。2年半ぶりの新作、通算14枚目のスタジオ・アルバム『Requiem』は2022年2月のリリースを予定している。



Ako Suzuki
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