【レポート】<gloTM × block.fm「NEX STAGE」>ローンチ・パーティ

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2021年12月6日(月)、“満足感をブースト”をメッセージに掲げる「gloTM」と10周年を迎えた新世代の音楽マルチメディア「block.fm」が、アーティストと共にネクストレベルを創造する新プロジェクト「NEX STAGE」を発表するプレスカンファレンスを開催した。

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まもなく迎える2022年は、音楽業界・アーティストにとって大きな転換期となることが予想される中、gloTMとblock.fmは、音楽とアーティストのチャレンジを応援していくべく、音楽の新しいソーシャルプラットフ ォームとして「NEX STAGE」開始を決定した。プロジェクト立ち上げの経緯を語った☆Taku Takahashiは、その上で「日本をもっと躍らせたい! アーティストが夢を叶える場所を提供したい! 様々な人からのヒア リングによってこのムーブメントを創出していく“New experience”。イノベーションは技術進歩ではありま せん。gloTMとblock.fmは、本プロジェクトを通して音楽の持つ力で、皆さんを明るい将来へ導いていきます」と述べた。

そして、「アート、カルチャー、テクノロジー、価値観など様々が交差する場として、新感覚のライブイベ ント、インタビュー、ワークショップなどあらゆる形で音楽をアップデートし、我々はネクストレベルの 「新しい体験」を創造していきます」とプロジェクトの今後の取り組みについて述べるとともに、「よりイノベーティブに。よりクリエイティブに。アーティストになった今も夢を持ち続け、もっと大きな夢、イコール「NEX STAGE」をこれからご覧いただければと思います」と展望を語った。


アーティスト達によるミュージックカンファレンスでは、“About Your NEX STAGE”をテーマに、「世界に通用するアーティスト育成とは」「音楽とSDGs」という2つのトピックで、アーティスト自身が考えるネクストステージについてトークセッションを開催した。

「世界に通用するアーティスト育成とは」では、モデレーターに渡辺志保を迎え、☆Taku TakahashiとSKY-HIが登壇。トークセッションでは、まず「アーティストからプロデューサーへなろうと思ったきっかけは?」という質問に対し、「ヒップホップ、R&B、ダンスミュージックなど日本でもっと自分にとって楽しい音楽がかかってほしいと思ったからです」と、☆Taku Takahashi、SKY-HIも「自分が見たい、聴きたい、作りたいと思うものがなかったので、作らなければならないと思いました」と語るなど、2人は似たような経験からプロデューサーとしてのキャリアをスタートしたことが明らかになった。

最後に「あなたにとってのネクストステージは?」という問いに対し、☆Taku Takahashiは、「色々と昔できたことができなくなったり、昔できなかったことがことができるようになったりと混ざっているのですが、それを全部できることにしたいですね。予算が少なくなったからできなくなったことや、こういった場所でライブをしたいというような機会の提供をできるようになりたいです」と語り、続いて、SKY-HIも「「自分のレーベル「BMSG」のアーティスト、練習生がちゃんと絡み合い、ひとつになって動けるようにして、それが横に広がっていくことで、他の志を一緒にする事務所など同じようなことを考えている個人でも法人でもユナイトしてやっていきたいですね。ただ、良いグループを作ったとか、プロデューサーになったとかではなく、ちゃんと現象そのものを作れたら」とそれぞれが思い描くネクストステージについて、語った。


「音楽とSDGs」では、モデレーターを三原勇希が務めAAAMYYY、大沢伸ー、ぷにぷに電機が登壇。

「SDGsは、福祉、教育、ジェンダー、イノベーションなどそれぞれが複雑に絡み合っているからこそ、自分たちの生活とも密接に関わっていると思います」とぷにぷに電機が語るなど、それぞれが思うSDGsについて意見した。また再生可能エネルギーの利用や、シングルユースをなるべくしない、今、普段から使っているものには代替製品になり得るものがあることを訴求していくなど、現在のSDGsに対する自身の関わりや取組みについても言及した。さらに「ジェンダー平等、教育の観点から、誰もが楽器を勉強できるなど、音楽を楽しめるフェスをやってみたいです」とぷにぷに電機。大沢伸一は「CDなどでは再生資源を使ったものがあるが、再生資源を使うにも環境負荷がかかるので、そこのバランスも考えていく」、AAAMYYYは「古い音楽機材は修理できるところが少ないため、ジャンク品になってしまいがち。そういった修理ができるという情報を共有していく」と音楽業界からのSDGsの可能性に対する自身の考えを述べた。

トークセッションの最後には、それぞれにとっての“ネクストステージ”についてもトーク。ぷにぷに電機は、「教育やジェンダーのことなど、色々な分野の方と共有しながら、自分の音楽がどういう風に音楽と文化のバトンを渡していけるかを考えていきたいです」と語り、大沢伸一は「コロナ禍で配信ライブが普及したことで、現地に足を運ばずにエンターテイメントを楽しめるようになったのはかなり大きな変革。そういった方法はVR、ARなど色々あると思うが来年はそういう形でも海を越えてセッションするなどにトライしていきたい」、AAAMYYYは「自分の身近なことが整っていくことが大事なので、愛をもって、今、自分が取り組むアクションの次には誰かがいるということを意識していきたい」と語った。






イベント後半には、最新テクノロジーを駆使した未来を感じる、「NEXSTAGE」をイメージしたステージ空間の中でのローンチLIVEパーティも開催。板橋兄弟(PUNPEE & 原島“ど真ん中”宙芳)、80KIDZ(LIVE SET) feat.AAAMYYY,YonYon,ぷにぷに電機、ビッケブランカ、JP THE WAVY、石野卓球らがパフォーマンスを繰り広げた。

◆<glo(TM) × block.fm「NEX STAGE」Launch party>詳細
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