ウェイウェイ・ウー、デビュー20周年記念の新アルバム『∞インフィニティ∞』を5/4リリース

二胡奏者のトップランナーとして活躍しているウェイウェイ・ウーが、デビュー20周年記念として、“無限”を意味するタイトルを冠した新アルバム『∞インフィニティ∞』を5月4日にリリースする。

「アーティストの作品は、無限の時間を生き続ける」というテーマで、「大きな時間の中でその道を歩く旅人の一人として」作品を完成させた。デビュー20周年の記念アルバムだからこそのタイトルになっており、以下のような意味を持っている。

「人生の旅で、辛い時間も、楽しい時間も、毎日のように繰り返される
これは、人生のドラマ、人生のセリフ、人生のロマン
心にポッカリと埋めることのできない穴を感じ
切なく、悲しく、胸がさけびたいほど痛く
けれど、これは、生きているから感じられているのだ思う
そうやって、人は人生の舞台の幕を開け、
そしてその舞台でさまざまなドラマ～喜怒哀楽の歌を歌う、
そしていつの日か人生の舞台の幕を閉じる
人類は、その繰り返しが、きっと永遠なんだよね
大切な何かを失ったときだからこそ、
大切な何かを求めて、
有限を無限に変えて行く」


●ウェイウェイ・ウー　メッセージ
1991年5月3日、上海から単身で二胡とバイオリンを持って、日本にやってきました。
2021年で、来日30周年になりました。そして、とても忘れられない一年になりました。
20年前の5月に、ワーナー・ミュージック・ジャパンより、「Memories of the Future」で、メジャー・デビューを果たしました。二胡という楽器をより多くの方にその魅力と可能性を知っていただきたいと、無我夢中に活動してきました。今年2022年で、デビュー20周年を迎えられたことは、胸が熱くなる想いです。
私にとっての音楽は、父の影響を受けて、5歳からスタートしました。
音楽をやっていて、本当に良かったと思っています。
悲しいときも、嬉しいときも、音楽は側にいてくれています。そして無限で永遠の世界に導いてくれます。
人の命は有限ですが、音楽は無限の世界に連れていってくれます。
昨年、私は大切な妹を失ってしまいました。けれど、同じく父の影響で歌手となった彼女の残してくれた歌声を聴くたびに、すぐ側に居る感じがします。会いたいときに、歌声を聴くのです。すると、すぐ側に、妹が一緒に居てくれます。
無限の世界へと、音楽は連れていってくれます。
そんな音楽を、デビュー20周年の今、たくさん作りました。
初の全曲オリジナルのアルバム！
デビュー20周年を記念した今回のアルバムが実現でき、感無量です。ぜひ多くの方に聴いていただけたらと思っています。
かぎりのある有限をかぎりのない無限へ。 そして永遠へ。
これからも音楽の道の歩みをしっかりと続けていきます。
みなさん、これからもどうぞよろしくお願いいたします。
ウェイウェイ・ウー（巫 謝慧）
2022年3月10日 in 上海

また、5月14日にはアルバム発売記念コンサートが大手町三井ホールにて開催される。