ジェリー・リー・ルイス、死去

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ロックンロールの黄金期から活動を続けてきたアメリカのシンガー、ジェリー・リー・ルイスが亡くなったことが、10月28日、彼の代理人より伝えられた。87歳だった。

◆ジェリー・リー・ルイス画像

1956年、サン・スタジオのオーディションを受けた彼は、セッション・ミュージシャンとしてカール・パーキンスやエルヴィス・プレスリーと共演し、自身のシングルも発表。1957年にリリースした「Whole Lot of Shakin' Going On」と「Great Balls of Fire」(邦題:火の玉ロック)で一躍有名となり、その激しいピアノ演奏、刺激的な歌詞から“ロックンロール初のワイルドな男”と呼ばれた。

「ロックの殿堂」が創設された年(1986年)に殿堂入りし、グラミー賞の特別功労賞生涯業績賞を受賞するなど、その功績が称えられる一方で、私生活でのスキャンダラスな言動が物議をかもすこともあった。

今年、カントリー音楽の殿堂入りを果たしたが、今月半ば開催された式典には、インフルエンザにかかり具合が悪いため出席しなかった。ミシシッピ州にある自宅で、妻に見守られる中、息を引き取ったという。



Ako Suzuki
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