ギタリストのイアン・ベアンソンが死去、アラン・パーソンズ・プロジェクトなどに参加

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パイロットの元メンバーでアラン・パーソンズ・プロジェクトなどでの活動でも知られるギタリストのイアン・ベアンソンが、4月7日、69歳で亡くなった。

◆イアン・ベアンソン画像

ベアンソンは、アラン・パーソンズ・プロジェクトのスタジオ・アルバム12枚全ておよびパーソンズのソロ・アルバムでもギターをプレイしてきた。

パーソンズはベアンソンの死を嘆き、彼を「僕の良き友人で音楽のアイコン」と表し、「僕は常に、イアンのことを音楽の天才だと見なしてきた」「彼はギターの真の達人だった」「サクソフォーンの腕前もプロ並みだった」とその才能を称えた。

そして、「80年代初期、僕らが“Eye In The Sky”をレコーディングしたとき、僕はなんとなく熱心になれずお蔵入りさせようとしたが、イアンは曲は大ヒットすると考えた。明らかに彼は正しかった!」「善き夫で素晴らしい大の動物好きだった」「地元のモーター・バイクのレースの王者だった」など、ベアンソンの思い出を綴っている。

ベアンソンは、ケイト・ブッシュの最初の4枚のスタジオ・アルバムのレコーディングにも参加しており、全英1位に輝いた彼女のデビュー・シングル「Wuthering Heights」の壮大なギター・ソロも彼だった。

このほか、ミック・フリートウッド、ケニー・ロジャース、スタンリー・クラーク、マイケル・マクドナルド、スティーヴ・ガッド、スティング、杏里らとも共作/共演しており、100作以上のアルバムでプレイしてきた。

ベアンソンの公式サイトによると、彼は長年、認知症を患っていたという。彼の妻は訃報を伝えると同時に、友人やファンたち、病院やケアホームのスタッフらへの感謝の言葉を綴っている。


Ako Suzuki

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