トミー・セイヤー、キッスのアバター「望んでいるものができるまでには時間がかかる」

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2023年12月にラスト・ツアーを終えたキッスは、2027年にアバターによる公演を開催する計画だと明かしたが、現時点、アバターはまだ彼らが満足するレベルには達していないようだ。

ギタリストのトミー・セイヤーは、『Guitar World』のインタビューで、自分がアバターとして不滅の存在になるとは驚きだったかと問われると、こう答えた。「アバターのことをやるのは、今のところ、興味深い。僕らが望んでいるイメージを得るまでには、ある程度の時間がかかるだろう。大局的に見て、これがどういう意味を持つのか、僕はちゃんと考えたことはないが、テクノロジーがこんなに速く進化しているのであれば、エンターテインメントの多くがこの方向へ進むのは間違いない」

キッスは最終公演でアバターをお披露目し、その後、「新時代の始まり」と題した映像で、制作過程を公開した。

キッスのメンバーで最年少のセイヤー(63歳)は、キッスの最終公演を終え、ほっとしているが、「まだ、完全にはリタイアする心構えはできていない」という。「いくつかのアイディアや選択肢がある。別のバンドでプレイすることは考えていないが、エキサイティングな将来を楽しみにしている」

Ako Suzuki
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