ダフ・マッケイガン「アクセル・ローズは素晴らしいリーダー」

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Raph_PH, CC BY 2.0 , ウィキメディア・コモンズ経由で

ダフ・マッケイガンが、2016年にガンズ・アンド・ローゼズに復帰して以降目にしてきたアクセル・ローズの“偉業”について語り、彼を素晴らしいリーダーだと称賛した。

『Life In The Stocks』ポッドキャストのインタビューで、マッケイガンはまず、リユニオン・ツアー開始直後にアクセルが足を骨折しながらもステージに上がったことに触れ、座ったままあれだけ歌えるのは「本当に偉大なシンガーだ」と褒め、2016年の春から秋にかけ、ブライアン・ジョンソンの代わりにアクセルがAC/DCのツアーに参加したことについて、こう語った。

「俺とスラッシュは(ガンズ・アンド・ローゼズを)去ってから、あらゆる人たちとプレイしてきた。アクセルはそうしたことがなかった。その上、AC/DCは彼が本当に好きなバンドだった」「彼は“テスト受けてみる”なんてこと言ってたけど、俺は“君にそんなもの必要ない。俺は何の心配もしていない”って答えてたんだ。でも、“ああ、緊張する”って言うから、俺とスラッシュは、“君なら、あのポジションをゲットする”って言ったんだよ」

マッケイガンとスラッシュはアクセルに内緒で、AC/DCのロンドン公演を観に行ったそうだ。「彼を驚かしに行ったんだ。(ロンドンの)ヒースロー空港では別料金払えば、他の出口を使える。だから、誰にも気づかれなかった。彼はそれまで他の人とプレイする機会がなかったわけだから、俺ら、彼を応援したかった」

ガンズ・アンド・ローゼズは、以前は時間通りに公演が始まらないことで有名だったが、AC/DCとプレイしたことで、アクセルに変化が見られたという。「彼は、(AC/DCの)組織がどう動いているか目にした。“時間通り”とかね。自分の準備ができていようがいまいが、彼らは時間通りにステージに上がる」

そして、アクセルはいま、「バンドにおいて素晴らしいリーダーだ」と表し、「彼はすごく真剣にとらえている。1時間半ウォーミング・アップし、1時間半クール・ダウンしている。そして、俺らは時間通りにプレイし始める。11時に終わらせなきゃいけなければ、7時半にはステージに立つ。でなければ、全ての曲はプレイできない。8時に始めたら、プレイする時間が減るってわけだ。彼はそれを望んでいない。ああ、俺はこの8年間、彼の功績を目にするのを楽しんできた。本当に、本当に素晴らしかったよ」と称えた。

ガンズ・アンド・ローゼズは、2016年春にスラッシュとマッケイガンが復帰して以降、パンデミック期をのぞき、コンスタントにツアーを続けてきた。2024年の日程はまだ発表されておらず、待ち望まれているニュー・アルバムの制作が期待されている。

Ako Suzuki
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