稲葉浩志、10年ぶりソロアルバム『只者』を6月リリース

稲葉浩志が6月26日、ソロ名義としては2014年リリースの『Singing Bird』から10年ぶりとなる6枚目のソロアルバム『只者』をリリースすることが決定した。

◆稲葉浩志 画像

2023年開催のソロライブ＜Koshi Inaba LIVE 2023 〜en3.5〜＞にて初披露となった「BANTAM」「NOW」に加えて、『TCK(東京シティ競馬)』2024年度CMイメージソングとして現在オンエア中の「Starchaser」や、2023年放送のフジテレビ系木曜22時ドラマ『あなたがしてくれなくても』主題歌「Stray Hearts」など、タイアップ楽曲を含む全12曲が収録される。

表現者・稲葉浩志が、“只者”＝“何者でもないひとりの人間”として、日々を過ごす中で出会う何気ない情景、遍在的な苦悩や葛藤を飾らない言葉で綴った歌詞と、奇を衒うことなく着実に緻密に積み重ねたメロディーによって紡いだ12編のドラマ。それらが収めた『只者』は、いわば稲葉自身が編纂したアンソロジー的作品と言える。渾身の1枚の完成だ。

リリース形態は、DVDが同梱されるPREMIUM EDITION、Blu-rayが同梱されるPREMIUM EDITION、通常盤の3種類。PREMIUM EDITIONのDVDおよびBlu-rayには、2023年2月開催の＜Koshi Inaba LIVE 2023 ～en3.5～＞より横浜アリーナ公演の模様が収められる。アルバム『只者』収録「BANTAM」「NOW」の完成直後というタイミングにもかかわらず、いち早く演奏された同公演自体がアルバム制作過程の一部であり、アルバムを構成する重要なピースのひとつと言えるとのことだ。PREMIUM EDITIONでは、アルバム『只者』の世界観と不可分な＜～en3.5～＞を同時に楽しむことができる。

稲葉浩志は6月8日より、Zepp Haneda(TOKYO)にて“その日限り”の楽曲を取り入れた構成の異なるレジデンシー公演＜Koshi Inaba LIVE 2024 〜en-Zepp〜＞を6日間開催し、6月22日からは全国ツアー＜Koshi Inaba LIVE 2024 〜enⅣ〜＞をスタートさせる。