ライアン・アダムス、ライヴでファンのジョークが通じず

ポスト
10月14日(月)の夜、ナッシュヴィルのダウンタウンにある歴史的なRyman Auditoriumで行なわれたRyan Adamsのコンサートは、ファンが思っていた以上にエンターテイメントなものになったようだ。

オルタナティヴ・カントリーシンガーのAdamsがステージに上がると、ファンからBryan Adamsの曲、特に「Summer of '69」を冗談半分にリクエストする声が聞こえた。しかしTennessean紙によれば、Adamesはそのジョークにクスリともせず“卑猥な言葉を吐いた”という。次に彼は会場の照明を明るくさせ、ジョークを言ったのは誰かオーディエンスに指摘するよう求めた。問題の人物が判明すると、Adamesは自分の財布からチケット代の30ドルをその男に渡して会場から出ていくように命じ、彼が立ち去るまで一切の演奏を拒否した。

Tennessean紙によれば、男が警備員に付き添われて会場から立ち退く際に、Rymanのジェネラル・マネージャーは彼に「深くお詫びをした」という。結局、ツアーマネージャーが許可を出し、その男は2階席に移って残りのショウを楽しんだ。……で、彼がAdamsから渡された30ドルを返さずに、そのままもらってしまったのは言うまでもない。

Adamsのレーベルにコメントを求めたが、返答はなかった。

Margy Holland, New York (C)LAUNCH.com
この記事をポスト

この記事の関連情報