ベックとピート・ヨーン、LAのイベントに飛び入り参加

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BeckPete Yornが11月23日(土)、ロサンゼルスのUniversal Amphitheatreで開かれた地元ラジオ局KCRWによるSounds Eclectic Eveningにスペシャル・ゲストとして飛び入り参加した。

Beckは、現在一緒にツアーをしているFlaming LipsのWayne Coyne、Steve Drozdが即興でギターを弾いているところに登場。3人はSonny & Cherの「I Got You (Babe)」を“I Got You, Beck”と変えて軽く演奏し、Willie Nelson、Waylon Jenningsの「Good Hearted Women」を披露したが、「Good Hearted Women」ではBeckが歌詞をあまり覚えていなかったようで、Coyneがヴォーカルの大半をとった。

Beckはその後もステージに参加し続け、Beth OrtonNorah Jones、英国のグループZero 7のSia Furlerらのセットで各アーティストと共演した。

Beckは自ら「クズ白人のカンニングペーパー」と呼ぶ手書きの歌詞カードを下に置き、OrtonとはRolling Stonesの「No Expectations」を、JonesとはEverly Brothersの「Sleepless Nights」を歌った。

Furlerとの共演では「僕がJohn Travoltaで、彼女がOlivia Newton Johnだ」と言い、2人が映画『Grease』から「You're The One That I Want」をバラードでプレイすると、観衆からはヒューという冷やかしと喝采が起こった。

Yornはデビュー作『Musicforthemorningafter』('01年)の「Just Another」と、次の2ndアルバムからの曲「Surrender」を含む短めのアコースティック・セットを披露。コンサートにはほかにもAimee Mann、メキシコのダンス・ロックバンドKinky、Ramsey Midwood、ラップグループのBlackaliciousらが出演した。

Darryl Morden, Los Angeles (C)LAUNCH.com
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