ポール・マッカートニー、今年のツアーはConcert For N.Y.Cがきっかけだった

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Paul McCartneyは、最近の好調なセールスを祝っている。今年、満員の観客を前にプレイをしてきたMcCartneyのライヴアルバム『Back In The U.S.』は、発売1週目に22万4000枚以上の動きがあり、ビルボード200で8位に初登場した。CD(ほかにホームビデオも発売される)には、今年初めに行なわれたMcCartneyの「Driving U.S.A.」ツアーの模様がドキュメントで収録されている。

McCartneyは昨年、Madison Square Gardenで行なった「Concert For New York City」から'02年のツアーのインスピレーションを受けたと話している。'01年9月11日の朝、McCartneyはJohn F. Kennedy国際空港の飛行機の中にいて、ロシアで開催される1度きりのコンサートを発表するためヨーロッパへ出発するところだった。しかし、空港が再開されるまでの数日間、ニューヨークに滞在しなければならなかった。

「こんなことしてる場合じゃないって思ったんだ。“ニューヨークのために……アメリカの、そして消防士やレスキュー隊、警官のために何かしなきゃ”とね。だからコンサートをして、観客の前でプレイするのが楽しいかどうか確かめるようとしたんだけど、実際、楽しかった。それで終わってから“どうだろう、ツアーに戻るっていうのはいいアイディアかもしれないな”って言った。だから、あのコンサートが僕をツアーに引き戻してくれたんだ」

Bruce Simon, New York (C)LAUNCH.com
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