Run-DMCのジャム・マスター・ジェイの殺害に新たな説が浮上

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現在行なわれているRun-DMCのDJ、Jam Master Jay(本名Jason Mizell)の殺害に関する捜査で新たな憶測が明るみに出た。情報筋によると、警察はJam Master Jayのビジネス・パートナーのRandy Allenと、その姉妹でJMJ Recordingsの経理を担当していたLydia Allenについて事件との関連性を調べている。

Randy Allenは、彼自身とJam Master Jayにかけられた保険金の受取人になっており、2人のうちのどちらかが仕事中に負傷した場合、最低50万ドルが支払われることになっていた。Lydiaは10月30日の夜、Jam Master Jayが作業をしているスタジオに殺害犯を入れる手助けをしたとする疑いを持たれている。

警察は現在、Jam Master Jayの葬儀を境に連絡がつかなくなっているLydia Allenに接触を試みている。ニューヨーク市警察によれば、現時点の捜査では、RandyとLydia Allenの2人の名前が容疑者として正式に挙がっているいるわけではない。

Jam Master Jayの秘蔵っ子である50 Centは先日、良き指導者を失ったことについて次のように話していた。「Jayの事件は分からないことだらけだ。でも、あの事件で確実にいえるのは、誰にも例外はないってこと……。何だって起こり得るんだ。クレイジーだよ、まったく。Jayはいい人なんだ、分かるよね? ストリートでトラブルを起こすような人じゃなかった……彼はそんなんじゃない。ショックだよ」

Yves Erwin Salomon, New York (C)LAUNCH.com
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