クリスティーナ・アギレラのビデオがゲイ/レズビアンの団体から表彰される

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4月26日にLAのKodak Theatreで開かれる第14回GLAAD Media Awardsで、Christina Aguileraのミュージック・ビデオ「Beautiful」に特別賞が贈られる。

GLAAD(The Gay & Lesbian Alliance Against Defamation:中傷と闘うゲイとレズビアンの同盟)は、Jonas Ackerlund(Madonnaなど)が監督したこのクリップの中で、ゲイと性転換者の映像が使われていることを称えている。

Aguileraは「“Beautiful”のビデオがGLAADに認められて嬉しい」と話している。「“Beautiful”は、ただの自分であることが受け入れられなかったり、それが難しいと感じたり、それでも困難を通じて知るという歌なの。違いや不安はあっても、私たちはみんな美しいんだってことを。私のビデオでは、ゲイや性の不一致を感じている人々は美しいという事実を描いている。たとえ偏見と差別が未だに存在するとしてもね」

この曲のクリップではさまざまな人々が自身の内面の美を発見し、ゲイの男性同士が公共のベンチでロマンティックにキスしたり、ひとりの男性がゆっくりと女性に性転換する様子を描いている。ビデオの後半では、その男性が女性になった自分の姿を鏡に映して微笑むシーンがある。

「Christina Aguileraのビデオ“Beautiful”は、自分を尊敬することと権利の拡大についてパワフルなメッセージを送っている」とGLAADのエグゼクティヴ・ディレクター、Joan M. Garryは話している。「音楽業界の多くがレズビアンやゲイのテーマをこぞって避けるどころか、さらに悪いことに“神経質な人種”にみえるような中傷的なイメージを使っている。Christinaがゲイや性転換者をビデオでフィーチャーしたことは、同じ人間であるという包容と肯定、容認の力強い声明である」

GLAAD Media Awardsはレズビアン/ゲイ/バイセクシャル/性転換者の社会と、彼らの生活に影響を与える問題を公正かつ正確に、また包括的に表現したメディアに贈られる。対象は個人やプロジェクト、エンターテイメント産業など。

Jason Gelman, NY (C)LAUNCH.com
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